何とトヨタ公式!スペインにて新型ヤリスの商用2シーターモデル「ヤリスEvoバン」が世界初公開!スズキ新型ジムニー・ライトに続き、欧州はLCVの人気が高そうだ
しかも4穴ホイールではなく5穴ホイールというところにも、トヨタの変態的なこだわりを感じる
日本市場でも高い人気を得ているトヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)ですが、何とこのモデルのハイブリッド版をベースに小型商用バン(LCV)に改造したモデルがスペイン市場向けとして世界初公開されました。
しかもこのモデル、社外カスタムメーカーが製作したものではなく、トヨタ・スペイン法人公式が販売するモデルとのことで、主に商用向けとして数多くの法人・業者が愛用できるコンパクトバンとなりそうです。
ちなみに日本市場向けとして販売されるモデルが、欧州市場向けとしてLCV仕様に改造されるモデルとしてはスズキ新型ジムニー・ライト(Suzuki New Jimny Lite)に続いて2車種目とのこと。
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早速新型ヤリスEvoバン(New Yaris Evo Van)の内外装をチェックしていきましょう。
一見してスタンダードな新型ヤリスにしか見えないが?
こちらが今回公開された新型ヤリスEvoバンのエクステリアデザイン。
一見してヤリス・ハイブリッドのエントリーモデル(単眼ヘッドライト)にしか見えず、ドアタイプも5ドア、しかし何故か足もとには4穴式アルミホイールではなく、5穴式アルミホイールに変更されているのはユニークなところ。
こちらがリヤビュー。
リヤテールゲートがオープンすると…?
何と後席が完全に排除されているのがわかります。
どうやら新型ヤリス・ハイブリッドの後席を撤去することで荷室スペースを大きく確保しているようで、最大286L→720Lと約2.5倍も拡大。
荷室を見ていくとこんな感じ。
重さのある荷物はもちろんのこと、キズが付かないように耐久性のあるラバーマットが敷かれ、更にその下にはウッド素材の表面積0.9立方メートル相当となるフラットロアブーツが装備されるなど、ただ単純に後席を廃除しただけではないのがわかります。
フロントシートと後席部分には、安全仕切り用のグリッドが設けられ、大きくて重い荷物であっても固定するための特別なマウントが装備されているのも有難いところですね。
ちなみに荷物の最大積載重量は430kgと結構詰める印象で、ハーフトンLCVセグメントとしては、競合モデルとほぼ同じ重量とのこと。
エンジンは1.0L/1.5Lのハイブリッド2種類
シートはもちろんフルファブリックを採用しています。
そして気になるパワートレインについてですが、排気量1.0L/1.5L 直列3気筒エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用され、トランスミッションはe-CVTのみ、駆動方式は前輪駆動(2WD)のみがラインナップされます。
グレード構成としては、大きく2種類がラインナップされるそうで、エントリーグレードのBusinessPlusには以下の装備が標準設定されます。
・Toyota Safety Sense ADASシステム
・7インチタッチスクリーンインフォテイメントシステム
・単眼LEDヘッドライト
・エアコン
・15インチアルミホイール
そして上位グレードActive Techグレードの装備内容は、以下の通り。
・LEDテールランプ
・リヤビューカメラ付き8インチタッチスクリーン
・スマートエントリー&キーレスゴー
・本革巻きステアリングホイール
価格はちょっと高いけど約304万円から!
最後に気になる新型ヤリスEvoバンの価格帯ですが、Business Plusグレードが約304万円(23,373ユーロ)~、そして上位グレードActive Techが約319万円(24,498ユーロ)~となります。
今回はスペイン市場向けとして発表されていますが、将来的には欧州市場全体にて販売される可能性があるとのことです。
LCVモデルとして販売予定のスズキ新型ジムニー・ライトの内外装は、以下の次のページにてチェック!