何とトヨタ公式!スペインにて新型ヤリスの商用2シーターモデル「ヤリスEvoバン」が世界初公開!スズキ新型ジムニー・ライトに続き、欧州はLCVの人気が高そうだ

おそらく日本市場でも需要が高そうな2シータージムニー

先程はトヨタ新型ヤリスEvoバンをご紹介しましたが、こちらはイギリス市場向けとして発売予定となっているスズキ・ジムニーの商用モデルLCVとなる新型ジムニー・ライト(Suzuki New Jimny Lite)。

このモデル、実は2020年に欧州独自の厳しい排ガス規制をクリアすることができずに販売終了となったジムニーをベースにしたもので、特例として規制緩和してクリアすることができる2シーター&商用モデルLCVとしてラインナップするとのことで、欧州市場での再販を狙った一台でもあります。

実際のところ、欧州市場でのジムニーの需要は非常に高く、昔からのジムニーファンが多く存在するイギリスにとっては(オランダのジムニー熱もとにかく凄い…)、ジムニーをディスコンにすることだけは避けたかったのだと考えられます。


実用性としてはかなり高そうだが、ジムニー本来の楽しみとなる車中泊は厳しそうだ

ちなみにジムニー・ライトの内装はこんな感じ。

先程の新型ヤリスEvoバンと同じレイアウトで、2シーター仕様で後席を完全排除し、更にフロントシートの後方には仕切りグリッドを設置。

ラゲッジスペースはフルフラットですが、基本的には荷物を載せるための商用バンタイプになるため、ジムニー本来の強みでもある車中泊は厳しいでしょうね。

なおリクライニングも結構難しそうですが、積載容量としては863Lと結構充実しています(後席有りをフルフラットにしたときに比べて+33L増)。

新型ジムニー・ライトのグレードは実質1グレードのみなのですが、エアコンやBluetooth/DABラジオ(タッチスクリーンレス)、2スピーカー、クルーズコントロール、スピードリミッター、eCall, ABS、ヒルディセントコントロール、デュアルセンサーブレーキサポートが全て標準装備で、ジムニー・シエラのJLグレードに近いイメージ。

シート素材は基本的に撥水ファブリック×ブラックの一択となっているため、オンロードだけでなくオフロードでも使い勝手はかなり良さそう。

パワートレインについては、従来のジムニー同様に排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力102ps/最大トルク130Nmを発揮します。

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Reference:CARSCOOPS