【世界限定30台のみ!】マンタイレーシング25周年を記念したポルシェ911GT2RSクラブスポーツ25が初公開!更にパガーニ・ウアイラの生誕10周年を記念した特別仕様車も

パガーニのガソリンモデルに対する考え、そしてその本気を見た気がする…

続いてはパガーニ・ウアイラ(Pagani Huyra)が誕生して10周年を祝う特別モデル・ウアイラBCパチェットテンペスタ(Huayra BC Pacchetto Tempesta)が世界初公開されました。

2010年にデビューしたパガーニを代表するウアイラですが、とても10年前に誕生したモデルとは思えぬほどに色褪せず、今もなお新世代ハイパーカーとして登場してもおかしくないほどのエクストリームさ。

今回誕生したウアイラ生誕10周年を祝う特別モデルは、2021年8月12日より開催されるモントレー・カーウィークでの特別出展が決定しています。


空力特性を向上させるためにエアロパーツを一新!まさにワンオフ仕様

早速ウアイラBCパチェットテンペスタを見ていくと、このモデルは「車の真のレース姿勢をさらに解き放つことを目的とした一連のアップグレードとソリューション」を備えているとのことで、主な変更点には新デザインのフロントスプリッターやカーボンファイバーリアウィング、センターフィン、専用エアインテークで構成される空力ボディキットが採用されています。

またパガーニは、今回の変更で空力効率が最大化されると同時に、外観も大幅に向上していると述べ、まさに生誕10周年記念に相応しい一台に仕上げられたとのこと。

空力特性の変化以外にも、6つのテールパイプエキゾーストシステムや新設計サスペンション、更にはソフトドライビングモードを備えるなど、これまでのウアイラには無かった新機能を備えることで、走りの面でも大きく差別化しているそうです。

まさかエンジン出力/トルクともに更にパワーアップさせるとは…

最後に気になるウアイラBCパチェットテンペスタのパワートレインですが、排気量6.0L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力764ps→827ps/最大トルク1,000Nm→1,100Nmへと大幅アップグレード。

まさかここまで飛躍的にパワーアップするとは予想もしていませんでしたが、パガーニにとってはこれ以上に無い特別な一台になると思われ、将来的にはハイブリッドではなくピュアEVハイパーカーの市販化を計画しているため、ガソリン車の最後の意地とプライドを見せた一台ではないかと思います。

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Reference:motor1.com, CARSCOOPS