フェラーリを見ると心が少年になる…これまで見てきたラ・フェラーリ・アペルタ/812スーパーファスト/SF90ストラダーレ/288GTOなどを見ていこう【動画有】
やっぱりフェラーリは何度見ても(心が)少年になれるスーパーカーだ
さてさて、ここ最近公道にてフェラーリを目撃する頻度が多くなり、改めて「フェラーリってやっぱりすごいなぁ」「美しいスーパーカーだなぁ」と思うのですが、私が過去に直接拝見したフェラーリで、「このモデルに関してはケタ違いに素晴らしかった」「少年のときの気持ちを思い出させてくれた」といっても過言ではないモデルたちをご紹介していきたいと思います。
しょうもないおっさんがダラダラ書いている内容ではありますが、これからピックアップするフェラーリモデル達の魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。
①:世界限定209台+1台しか存在しないラ・フェラーリ・アペルタ
まずはフェラーリが世界限定209台+1台のみ生産したラ・フェラーリ・アペルタ(LaFerrari Aperta)。
最近何かと話題の「変な車おじさん」ことavex会長の松浦勝人 氏も所有していることで有名ですね。
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ハイブリッドモデルで世界限定499台+1台のみ生産されたラ・フェラーリのオープンモデルで、仮にラ・フェラーリを購入できたからといって、必ずアペルタも購入できるわけではない、非常にハードルの高いモデルの一つです。
私も過去に、「西の大黒PA」と呼ばれる芦有ドライブウェイ・東六甲展望台駐車場にて、ビアンコ・イタリアのラ・フェラーリ・アペルタを拝見させていただきましたが、どのスーパーカーよりも圧倒的なオーラを放ち、この場にいた全ての人が少年のような眼差しで注目していたのを覚えています。
手動脱着式のルーフだけでオプション費用400万円!
トップルーフは、メーカーオプションにてカーボンファイバ製ハードトップか折り畳み可能なソフトトップルーフの何れかから選択が可能となっていますが、何れもオプション費用が約400万円というのも驚きで、この辺りのぶっ飛んだ価格設定もラ・フェラーリ・アペルタだからこそなのかもしれません(オプション費用はオーナー様談より)。
ラ・フェラーリは、F12ベルリネッタと同じ排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンをベースに、F1で培われた運動エネルギー回生システム(KERS)の技術を市販車向けにフィードバックしたHY-KERSハイブリッドシステムを組み合わせた特別な一台となりますが、エンジン始動後のエキゾーストサウンドは言わずもがなハイブリッドとは思えぬほどに爆音。
その複雑すぎるフォルムと洗練されたデザイン、トップオブフェラーリに相応しい存在感を目の前で見た時の感動は、まさに少年の時に頂いた感情そのもので、こうしたモデルに出会えたこと、そして納車直後に芦有ドライブウェイに訪問して頂いたオーナー様には心より感謝です。
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②:唯一無二のエアロ風ラッピングを施工した812スーパーファスト
続いてはフェラーリのフラッグシップV12モデルとなる812スーパーファスト(812 Superfast)。
これまで見てきたカスタムモデルの中で最もクレバーな一台だと考えていて、スーパーカーに留まらず、スポーツカーや大衆車などにも幅広く活用されるのではないか?と思える程。
っというのも、上の812スーパーファストはこれまでのカスタムには無かった「エアロ風ラッピング」を採用していて、ただ単純にボディ全体のカラーラッピングを施工するのではなく、切れ目を入れて”まるでエアロパーツを装着しているような”施工にしているんですね。
少し説明が難しいですが、ロアスポイラーの艶有りブラックのラッピングは、ただ単純に両端に貼付するのではなく、赤丸の通りヘッドライトレンズの内側のエッジと同じように、ブラックラッピングで角度を設けて同様のエッジデザインにすることで一体感を持たせています。
こうすることにより、まるでエアロパーツを装着したかのように見せることができ、且つブラックとホワイトとのコントラストによって812スーパーファストの秘めたる攻撃的な表情を演出することができるんですね。
実車を拝見した時の印象としては、「これマジか…」「すげぇ…」「カッコいい」と言葉を発した後に自分の語彙力を無さを痛感してしまうほどのインパクトと存在感です。
こういったところはオーナー様のセンスが光るところでアリ、他の812には全く見られない唯一無二のポイントだと思っています。
ちなみにカスタム前の812スーパーファストはこんな感じ。
グリルフレームのところにレッドのディテールアクセントを加味し、ロアスポイラー部分に艶有りブラックのラッピングアクセントを加味するだけでリップスポイラーを装着したかのように見えますし、全く別物のように見えるのに、実際には全くスポイラーパーツやエアロキットを装着していない辺り、配色の組み合わせ次第で無限にカスタムできることを証明してくれた一台だと思います。
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