「クレバーにカスタムされた」フェラーリ812スーパーファストを見てきた!ここまで立体的に美しく、計算し尽されたカスタムGTカーは初めてかもしれない

今まで見てきたカスタムカーとは一味も二味も違う

2020年のお盆、ちょっとしたご縁で繋がらせて頂いたフェラーリ812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)のオーナー様ですが、約1年ぶりに再会し、加えて812スーパーファストもカスタムされて見た目も大きく変化したのことで早速拝見させていただくことに。

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オーナー様から事前にエクステリアの写真を拝見させて頂いてたのですが、実車で見るとその印象は大きく異なり、「ラッピングだけでここまで立体的に変化するのか…」と驚くほど。

更に社外のNOVITEC製リヤウィングを装着したことで、よりスポーティで躍動感のあるフラッグシップGTカーにアップグレード…早速その魅力的なエクステリアを見ていきましょう。


ラッピングだけで「エアロパーツを装着している」風に見せた新感覚カスタム

こちらが今回カスタムされた812スーパーファストのフロントマスク。

基本的にワイドボディキットやエアロパーツなどは一切装着されず、カラーラッピングによるアクセントだけでエアロキット風に見せた珍しいカスタム。

主なラッピングポイントは、ワイドなフロントグリルに設けられるグリルフレームの上面にレッドのラッピングを貼付することでブラックとのメリハリをつけ、更にその下部のスポイラー部分に艶有りブラックのラッピングを施工していますが、最も注目したいのは艶有りブラックとホワイト塗装とのコントラスト。

ラッピングで”エッジ”を設けるという考えには中々たどり着かない

もう少し角度を付けて真正面から見てみると、ロアスポイラーの艶有りブラックのラッピングは、ただ単純に両端に貼付するのではなく、赤丸の通りヘッドライトレンズの内側のエッジと同じように、ブラックラッピングで角度を設けて同様のエッジデザインにすることで一体感を持たせています。

赤丸を消してみるとこんな感じ。

こうすることにより、まるでエアロパーツを装着したかのように見せることができ、且つブラックとホワイトとのコントラストで812スーパーファストの秘めたる攻撃的な表情を演出することができるので、こういったところはオーナー様のセンスであり、他の812には全く見られない唯一無二のポイント。

エアロパーツは装着していないのに、全く同じ812スーパーファストとは思えない

なおカスタム前はこんな感じ。

グリルフレームのところにレッドのディテールアクセント、ロアスポイラー部分に艶有りブラックのラッピングアクセントを加味するだけで、全く別物に見えるのがわかるかと思います。

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