フルモデルチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(400Z/Z35)の実車インプレッション続々!やはり新色セイランブルーは美しい…ウィンカーはこうやって光る【動画有】

やはり実車の新型フェアレディZは一段とカッコいいな…改めて日産の本気を見た気がする

さてさて、2021年8月18日の午前9時に世界初公開された日産のフルモデルチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, 400Z/Z35)の量産仕様ですが、2020年に発表されたプロトタイプからほぼ95%そのまま量産モデルとして適用されていて(これこそまさにキープコンセプト)、変化されているのはフロントグリルパターンやタイヤのレタリング有無ぐらいでしょうか。

そしてこれまで公開されてこなかった新色のセイランブルーと、プロトタイプでも登場したイカズチイエローがイメージカラーとして登場していますが、新型フェアレディZではモノトーンカラーが3色、スーパーブラックルーフ固定の2トーンカラーが6色の計9色をラインナップするとのことで、個人的にはホワイト系もしっかりと確認しみたいところ。

発表直後からSNSでは大盛り上がりとなっている新型フェアレディZですが、早速モータージャーナリストやカーメディアを中心に、実車を用いたインプレッション動画が公開されているため、内外装デザインをチェックしていきたいと思います。


新型フェアレディZのエクステリアを見ていこう

こちらが今回公開された新型フェアレディZの実車。

ボディカラーはイメージカラー同様のセイランブルー×スーパーブラックルーフで、グレードは上位のPerformance。

エントリーグレードはSport、そして北米市場向け限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specもラインナップされますが、恐らく特別仕様車は即完売→転売される可能性が高そう。

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SportグレードとPerformanceとの大きな違いとしては、それぞれ18インチタイヤアルミホイール/19インチタイヤアルミホイールが装着され、エンジンスペックや足回りは全く同じになるため、そう考えるとエントリーグレードと上位グレードとの大きな差別化は無いのではないかと推測しています。

ただし、これはあくまでも北米市場向けの場合で、日本市場向けは更にグレード展開が増えるかもしれませんし、この点は情報が入り次第すぐに展開していきたいと思います。

このご時世に順ガソリンエンジン&6速MTの選択肢を残してくれたことに感謝

サイドビューはZ33/Z34の2ドアクーペスタイルを上手く踏襲し、縦型基調のドアハンドルも先代を上手く取り入れつつ、シルバー加飾のパーツを用いないで、ボディカラーと同色にまとめてきた辺りはシンプルでスタイリッシュ。

ボディカラーも先述の通り、セイランブルー×スーパーブラックの2トーンカラーに設定され、ルーフピラーはシルバー(もしくはホワイト?)のアクセントでスポーティですし、流れるような流線形をこのご時世に採用してきたことは本当に驚き。

パワートレインもV37スカイラインと同じ排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する純ガソリンモデルですし、ここに6速MT/パドルシフト付9速ATの何れかから選択肢が残されていることにも拍手を送りたい所です。

ちなみに新型フェアレディZの価格帯は、約450万円ほどになると言われていますが、この価格帯であれば圧倒的にトヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)RZよりもコスパに優れていますし、先進的でスポーティなエクステリアと走りのバランス&パフォーマンスを見ると、ポルシェ718ケイマン(Porsche 718 Cayman)よりも更に魅力的なのではないかと考えています。

新型フェアレディZのちょっと気になるポイントについては、以下の次のページにてチェック!