フルモデルチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(400Z/Z35)の実車インプレッション続々!やはり新色セイランブルーは美しい…ウィンカーはこうやって光る【動画有】

新型フェアレディZの気になるポイントをチェックしていこう

そしてここからは、日産の新型フェアレディZの気になったポイントなどをチェック。

まずは上のフロントグリル中央下部に設けられた台形タイプのパネルのようなものですが、現時点では明確ではないものの、もしかするとセンサー関連の可能性があり、メーカーオプションにてプロパイロット(ProPilot)1.0が設定される可能性も高そう?

コーナーセンサーはヘッドライト下部に設けられているので、安全面はある程度確保されていますが、そもそも6速MTにてプロパイロット1.0の設定は考えにくいですし、そうなると9速AT用に準備されたものの可能性が高そうですね。
※新型キックスe-POWERなどには、垂直に貼付された”NISSAN”エンブレムの裏面にセンサーが設けられている。


フロント・リヤウィンカーはプロトタイプモデルと全く同じ

続いてはフロントウィンカーの点滅ポイントですが、こちらはプロトタイプ同様に”こ”の字型LEDデイライトの上部が点滅するようになっていて、リヤテールランプは下部のクリア部分が点滅するようになっています(いずれもLED点滅)。

しっかりとこの辺りの細かな部分もコンセプトモデルに忠実に再現してくる辺り、改めて日産の本気度が伝わってきますね。

▽▼▽関連記事▽▼▽

ロービームヘッドライトとハイビームは形状が大きく異なり斬新なレイアウトに

そしてこちらはヘッドライト周り。

フロントLEDヘッドライトは単眼タイプですが、さらに内側には水平基調のハイビームLEDヘッドライトが装備されています。

この点もコンセプトカーを上手く再現したポイントだと思いますが、こうした精悍な作りは最近の日産のラインナップモデルには無かったですし、Vモーショングリル以外を採用する所も新鮮で、このヘッドライトも国産車とは異なるような斬新な見た目でグッドポイントだと思います。

リヤビューはこんな感じ。

言い忘れていましたが、フロントは初代S30フェアレディZをモチーフにし、リヤビューはZ32の水平基調を上手くモチーフにしていて、ここに現代的な要素を組み合わせることにより、洗練された見た目へとアップグレードしています。

リヤロアバンパーもおそらくピアノブラックにて仕上げられ、マフラーも両サイド1本出しの大口径タイプととにかくピュアなスポーツクーペといった印象。

改めてハイブリッドモデルではなく、これだけ環境法規制が厳しくなっているなか、敢えて純ガソリンエンジンを貫き通してきた日産には感謝と敬意を表したい所(もしかしたら次のZはハイブリッド版かもしれない…)。

トランクドアとタイヤ銘柄もチェック

そしてリヤトランクはこんな感じでオープン。

セダンやクーペとは異なり、リヤハッチ部分がオープン。

足もとには19インチの大口径タイヤアルミホイールを装着していますが、タイヤ銘柄はブリヂストン製ポテンザ(Bridgestone POTENZA)のようですね。

ブレーキキャリパはレッドにペイントされ、NISSANロゴが貼付されていますが、現時点ではキャリパーカラーが変更できるかは不明。

インテリアの細部もチェックしていこう

そして内装はこんな感じ。

シートは初代をイメージさせるブルーが採用され、シート調整は赤丸の通り電動ではなくダイヤル式手動タイプ。

そして黄矢印を見ていくと、”Z”のロゴ付きフロアマットが採用され、アクセルペダルは吊り下げ式ではなくオルガン式が採用されています。

全グレード標準装備の12.3インチフルデジタル液晶メーターは近未来的で、他の新型ノートオーラ(New Note Aura)/キャシュカイ(New Qashqai)/エクストレイル(New X-Trail)とは異なり、”Z”ロゴ付きのメーターに仕上げてきたところは流石。

これはドライバーもかなりテンション上がりそうですね。

最後は内ドア部分。

アームレスト部分のブルーアクセント以外は、基本的にハードプラスチックでチープな印象ですが、その分コストを投じれる部分に徹底的にコストをかけているのだと予想され、この点はスポーツモデルらしい割り切りポイントだと思います。

【2023 Nissan Z: First Look】

日産・新型フェアレディZ(400Z/Z35)の詳細な情報や新情報、これまでの内容は、コチラにてまとめています。

☆★☆新型フェアレディZ関連記事5選はコチラ!☆★☆