【価格は約511万円から?】中国・長城汽車の新型タンク500が遂に世界初公開!ライバルは中国で既に販売終了となったトヨタ・ランドクルーザープラド

ボディオンフレーム構造でオフロードにも特化した豪華SUVモデル

以前より度々情報がリークされていた中国・長城汽車の新型タンク500(Great Wall New Tank 500)ですが、遂にこのモデルが世界初公開されました。

既に中国・成都モーターショー2021でもコンセプトモデルが公開されていた新型タンク500ですが、長城汽車としてはタンクブランドを中国市場にて広く知らしめるための記念すべき1車種目とのことで、中国市場でも需要の高いミドルサイズSUVとしてデビューします。

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ボディオンフレーム構造を採用する新型タンク500は、武骨でありながらも高級感を持たせたオラオラ顔に加え、競合モデルには(既に中国市場では販売終了となっている)一汽トヨタ・ランドクルーザープラド(Toyota Land Cruiser Prado)がライバルになっているそうです。


新型タンク500のエクステリアをチェックしていこう

こちらが今回公開された新型タンク500のエクステリアデザイン。

武骨な4×4スタイルでありながらも、巨大なフロントグリルにクロームアクセントを加味することでオラオラ顔を演出。

フロントフードは”ボコッ”と張り出すような膨らみがあって筋肉質、それでいて足もとには大口径アルミホイールとオールテレーンタイヤらしきものが装着されているのが確認できます。

フロントヘッドライトやデイライト、そしてフロントウィンカーなどは全てLEDが採用されていますが、その表情はどこかランクルっぽさもあったり…?

ボディサイズは競合ランクルプラドよりも大きめ

気になるボディサイズですが、以前よりリークされていた通り全長5,070mm×全幅1,934mm×全高1,905mm、ホイールベースは2,850mmと中々にダイナミックで、トヨタ・ランドクルーザープラドよりも若干大き目ですし、日本市場でも販売されたフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300で、全長4,985mm×全幅1,980mm×全高1,925mm、ホイールベースは2850mm。

参考までに、日本市場向けのランドクルーザープラドは全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,835mmですが、中国・一汽トヨタが販売したランドクルーザープラドとは若干仕様が異なるようです。

渡河性能はランクルよりも更に深い800mm!エンジンもV6マイルドハイブリッドを採用

先述にも記載の通り、プラットフォームはボディオンフレーム構造を採用し、足回りにはコイルスプリングサスペンションのセットアップ、前後ディファレンシャルロックを装備し、最低地上高は224mm、渡河性能は800mm(参考までにランクルは700mmで、ランドローバー新型ディフェンダーは900mm)、そしてアプローチアングル29.6°/ディパーチャーアングルは24°となります。

パワートレインは、排気量3.0L V型6気筒ターボチャージャーエンジン+48Vマイルドハイブリッドシステムを採用し、システム総出力353ps/最大トルク500Nmを発揮、トランスミッションは新開発の9速ATのみ、駆動方式は四輪駆動(4WD)のみをラインナップします。

新型タンク500の内装は先進的でまとまりがあり、日本の自動車メーカーよりも圧倒的にハイレベル?!気になる続きは以下の次のページにてチェック!