(英)スズキ・ジムニーにコーヒーショップ用のキッチンバーを設置した「ジムニービーンズ」が登場!これでイギリス全土を駆け巡るようだ
メディア&プロモーションイベントのためにスズキ公式も協力!
スズキの大人気オフロードクロカンでお馴染みジムニー(Suzuki Jimny)ですが、日本市場では軽自動車タイプのジムニー、乗用車タイプのジムニーシエラ(Jimny Sierra)が販売されていて、欧州市場では環境法規制・排ガス規制等の関係から、規制緩和の対象となる後席を廃除した2シーターLCVのジムニー・ライト(New Jimny Lite)が発売され話題となりました。
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今回、その商用モデルとして販売されているジムニー・ライトをベースに、イギリス法人のスズキとコーヒーラティーノ社が協力し、後席のラゲッジスペースにコーヒーバーを設置した移動型コーヒーショップ「ジムニービーンズ(Jimny Beans)」を世界初公開しました。
このモデルは、ジムニーライトのプロモーションも兼ねてイギリス全土を走り、いわゆるキッチンカーという形で顧客にコーヒーを販売していくそうです。
完成度の高さはキッチンカー並み
こちらが今回、スズキのイギリス法人と老舗スペシャリスト・コーヒーラティーノが共同開発したジムニーライトの移動型コーヒーショップ「ジムニービーンズ」。
廃除された後席やラゲッジスペースを上手く活用し、更に助手席も排除することで3Mろ過システムを備えるウォータータンク(57L容量)を装備。
リヤフロアセクションの下部には、LPGタンクを設置しているため、排ガスによる汚れなどを回避するためにサイドパイプを備えた特別設計のエキゾーストシステムに変更。
ジムニービーンズのコーヒーバーは、ガスまたは主電源のいずれかで稼働でき、さらに2つの大容量125A/H12Vバッテリーを搭載することでオフグリッドにすることもできるそうです。
イギリスの有名コーヒーマシンで更にコーヒーの魅力をアピール
こちらがラッピング完了後のジムニービーンズのエクステリア。
シフォンアイボリーメタリックのボディカラーをベースにしたところも中々にオシャレで、リヤセクションには専用ロゴも。
なおコーヒー自体は、珈琲機器専門の製造メーカーで、ミル/エスプレッソマシーン/焙煎機などを多数販売していますFracino Coffe Machine製のハイスペックコーヒーマシンで作られるとのこと。
ユニットはジムニーのリヤ部に統合され、カスタムメイドのアルミニウムトップの作業エリアが設けられ、Waeco製のコンパクトな12V引き出し冷蔵庫と、給湯器により紅茶の提供も可能とのこと。
最後にパワートレインですが、既にイギリス市場向けとして販売されているジムニーリアと同様に排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力102ps/最大トルク130Nmを発揮。
今回発表されたジムニービーンズですが、2021年9月10日~20日まで開催されるサウサンプトン国際ボートショーにてデビュー予定とのことですが、恐らくコーヒーも販売されるのではないかと予想されます。
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