日本仕様のトヨタ新型カローラクロスの先行予約は好調？やはり一番人気は上位Zグレード…契約された方々のグレードやボディカラーをまとめてみた

2021-09-022021-09-03

主要グレードになるであろう中間Sの生産・納期が遅れるため、必然的に上位Zに集中する模様

さてさて、2021年9月14日に発表・発売予定となっているトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)。

既に一部のトヨタディーラーでは、新型カローラクロスの試乗車・展示車がディーラー／販売店に入庫しているところもあるようで、先行予約完了組や検討組を対象に先行内覧会を行っているところも。

写真や動画などの撮影はもちろんNGなので、現時点では移送中のモデルのスパイショットのみにはなりますが、既に先行予約された方々から頂いた情報を参考にさせていただくと、間近で見てみると中々にカッコ良く、雰囲気的にはAセグメントSUVのライズ(RAIZE)を大きくし、ヘッドライトは精悍で先進的になっているそうです。

実車の評判は中々に高く、「早めに予約して良かった」という方も多いそうですが、今回は先行予約された方々がどういったグレードを選択しているのか、早速チェックしていきたいと思います。

まずは新型カローラクロスのグレードをおさらい

まずは新型カローラクロスのグレード構成をおさらいしておきましょう。

【新型カローラクロス・グレード一覧】

[ガソリン]
・廉価グレードG”X”[2WDのみ]
・エントリーグレードG[2WDのみ]
・中間グレードS[2WDのみ]
・上位グレードZ[2WDのみ]

[ハイブリッド]
・エントリーグレードHYBRID G[2WD／4WD]
・中間グレードHYBRID S[2WD／4WD]
・上位グレードHYBRID Z[2WD／4WD]

日本仕様は、タイ仕様同様に排気量1.8L　直列4気筒エンジンのみ(最高出力140ps／最大トルク170Nm)を搭載するガソリンモデルと、排気量1.8L　直列4気筒エンジン(最高出力98ps／最大トルク142Nm)＋電気モーター(フロント72ps／163Nm・リヤ7.2ps／55Nm)のハイブリッドモデルの2種類を準備。

駆動方式としては、ガソリンモデルが前輪駆動(2WD)のみ、ハイブリッドモデルが前輪駆動(2WD)／四輪駆動(4WD)がラインナップされます。

これらを把握した上で、どのグレードが多く予約されているのかチェックしていきましょう。

人気の高いグレードランキングを見ていこう

早速、新型カローラクロスの人気グレードを見ていきましょう。

[人気グレードランキング]

1位：HYBRID Z[2WD]・・・23人
2位：ガソリンZ[2WD]・・・11人
3位：HYBRID Z[4WD]・・・5人

※当ブログに先行予約をご報告いただいた方々の情報をもとに作成しています

人気グレードランキングとしては以上の通り。

おそらく今後増えていくと思われる先行予約数ですが、やはり最も多かったのはHYBRID Z[2WD]で、その次がガソリンZ[2WD]、そしてHYBRID Z[4WD]。

全て上位グレードに集中していますが、その理由は主要グレードとなるであろう中間Sだけ2022年の生産／納車になってしまうから。

なぜ中間グレードだけが遅れてしまうのかは明らかになっていませんが、トヨタ側としては上位グレードZに集中させたいという思惑があるのかもしれませんし、この点はあくまでも私の勝手な妄想。
※実車を拝見した方の多くがZグレードのみ、SグレードやGグレードなどは無かった模様

加えて上位グレードZに集中する理由としては、標準装備が充実していて、他グレードではメーカーオプションすら設定されていないから。

以外とのメーカーオプションがかなり絞られている新型カローラクロス

これは前回のブログでもお伝えした通り、新型カローラクロスの上位グレードZに限り、フロントヘッドライトには(Bi-Beam LEDヘッドランプ＋)LEDシーケンシャルターンランプやLEDクリアランスランプ＆LEDデイタイムランニングランプが標準装備されるのに対し、それ以外のグレードではメーカーオプションの設定が無く、(Bi-Beam LEDヘッドランプ＋)点滅タイプのターンランプやクリアランスランプが設定されます。

これだけを見ると、中間グレードS以下はBi-Beam LEDヘッドランプ以外は非LEDである可能性が高く、見た目も大きく変化することが予想されます。