【公道試乗編】スズキ新型ワゴンRスマイルに試乗。軽トールワゴンながらも安定感は高く滑らか、マイルドハイブリッドで総額200万円以下はコスパ最強かも

軽自動車でも総額200万円超えが当たり前のなか、新型ワゴンRスマイルは価格や走り共に十分満足できる一台かも

2021年8月27日に発表されたばかりで、同年9月10日に発売予定となっているスズキの軽トールワゴン&スライドドアを採用した新型ワゴンRスマイル(Suzuki New Wagon R Smile)。

当ブログでは、どこよりも早く内外装インプレッションに関する記事をご紹介してきましたが、今回は公道試乗編を公開していきたいと思います。

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内外装デザインの完成度は高く、サイズ感も非常にコンパクトでダイハツ・ムーヴキャンバス(Daihatsu Move Canbus)に対抗できる一台だと思いますが、最も気になるのはその走り。

スズキの得意とするマイルドハイブリッドシステムによる加速性能やアクセルレスポンス、走行時の安定性、グリップ力、ブレーキングなど、限られた試乗コースの中でどれだけの走りを見せてくれるのか早速チェックしていきたいと思います。


試乗車両は上位グレードHYBRID X(2WD)で、オプション込みの総額は約198万円

早速新型ワゴンRスマイルを試乗していきましょう。

今回試乗させていただいたのは、上位グレードHYBRID X(2WD, 1,592,800円税込)で、ボディカラーは展示車両と同じインディゴブルーメタリック×ホワイトルーフの2トーンカラー。

インテリアはHYBRID X専用のライトグレーのみで、シート表皮はファブリック素材となっています。

パワートレインは、排気量660cc R06D型直列3気筒エンジン+マイルドハイブリッドシステムを採用しています。

ちなみにスズキのマイルドハイブリッドシステムは、減速時のエネルギーを利用して発電し、加速時には、その電力を活かしてエンジンをアシストすることで更なる燃費の向上を実現するものですが、その一方で電力のアシスト力を活かした加速感も軽自動車では中々に爽快。

こうしたシステムがワゴンRスマイルではどのように感じられるのかも見ていきましょう。

エンジン始動後”キュルキュル”音が発生しているが?

まずは新型ワゴンRスマイルの車内に乗り込み、シートベルトを締めた後にシート位置やサイドミラー、ルームミラーなどの調整していきます。

試乗準備が整ったら、次はブレーキを強く踏んで右下にあるエンジンスタータースイッチでエンジン始動します。

エンジン始動時の振動は抑えられていて、遮音性も完璧ではないにしてもある程度抑えられ、車内での会話も特に問題無し。

ただ、私がたまたま試乗したタイミングや個体による影響なのかはわからないものの、なぜかエンジンからちょっとした”キュルキュル”音が聞こえたのが気になるところ。

しばらくしてすぐに”キュルキュル”音は無くなりましたが、とりあえず足踏み式パーキングブレーキを解除して、ストレート式のセンターシフトを”D”レンジに切り替えます。

公道を走行しての新型ワゴンRスマイルの走りはどうだ?気になる続きは以下の次のページにてチェック!