アウディ新型グランドスフィア・コンセプトが世界初公開!安心安全のレベル4自動運転技術とラグジュアリーを兼ね備え、優れた加速性能を持つピュアEV

デザイン言語や先進性、ピュアEVならではのパフォーマンスを含めると、これまでのアウディには無い新たな一台

2021年9月3日、アウディの全く新しいフラッグシップ4ドアクーペの新型グランドスフィア・コンセプト(Audi New Grandsphere Concept)が世界初公開されました。

2021年8月のペブルビーチでは、スカイスフィア(Skysphere)コンセプトがデジタルデビューし話題となりましたが、今回新たに公開された新型グランドスフィア・コンセプトは、よりラグジュアリーで先進的、それでいて圧倒的なパフォーマンスを発揮できるアウディの新たな一台となります。

早速新型グランドスフィア・コンセプトの内外装デザインやパフォーマンスをチェックしていきましょう。


エクステリアはフィスカー似?アウディらしくない新たなフロントマスクに

こちらが今回世界初公開された新型グランドスフィア・コンセプトのエクステリア。

先述のスカイスフィアとはデザイン言語が若干異なり、ボディスタイルも筋肉質で洗練され、それでいてフロントマスクはこれまでのアウディには無かった新たなデザイン言語を採用しています(ちょっとフィスカーっぽい?)。

真正面から見てみるとこんな感じ。

フロントグリルは、これまでのシグネチャーシングルフレームグリルではなく、少し口角を上げたようなハニカム形状で、グリルパターンも無数のハニカム形状を採用した近未来的なデザイン。

フロントヘッドライトは水平且つワイドでスリムですが、アウディのエンブレムが無ければ、どのメーカーが発表したコンセプトモデルなのかがわからない程の変化だと思います。

ボディスタイルは4ドアクーペとシューティングブレークの中間

こちらはサイドビュー。

フロントオーバーハングは非常に短く、リヤオーバーハングはとんでもなく長い4ドアクーペスタイルですが、見方によってはシューティングブレークっぽい感じに。

なおアウディデザイナーによれば、グランドスフィア・コンセプトは「公道のプライベートジェットと呼んでいて、最高の価値を提案する新たなコンセプト」としているそうで、合理化された非常にロングなエクステリアデザインを備えることで、フラッグシップセダンのA8を圧倒する存在感に。

気になる新型グランドスフィア・コンセプトのボディサイズは、全長5,400mm×全幅2,000mm、そしてホイールベースは3,200mmのワイド&ロングスタイル。

リヤビューはこんな感じ。

水平基調のテールランプや丸みを帯びたリヤテールゲート部分を見る限り、メルセデスAMG GTやアストンマーティン、そしてフェラーリ・ローマ(Ferrari Roma)を組み合わせたかのような先進的でオシャレなスタイリングにまとめられています。

0-100km/h加速時間は約4秒、航続距離は実用性高めの最大750km

なおパワートレインは、内燃機関を一切搭載しないピュアEVとなるためマフラーは無し。

プラットフォームは、A6 E-Tron/Q6/ポルシェ・マカンEV(Porsche Macan EV)にも採用されている、フォルクスワーゲングループのプレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)を採用し、車軸間のバッテリーモジュール容量は120kWh、そして各社軸に1基ずつのモーターをインストールすることで、システム総出力710hp/最大トルク960Nmを発揮するとのこと。

これによる0-100km/hの加速時間は約4秒で、フル充電状態での航続可能距離は750km、急速充電にも対応していて、僅か25分で5%→80%まで充電することが可能になっています。

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