インフィニティ新型QX65の新色は「本物の金」を配合!伝説の日産GT-R R35限定カラーが現代に蘇る。1台に「7.6L」の塗料を要する”走る宝石”の全貌
インフィニティQX65の新色には、本物の「金」が使用されていることが判明!
2026年3月27日に世界初公開された、日産の北米専売ブランドとなるインフィニティ新型QX65。
本モデルでは、新色となる「サンファイアレッド」と呼ばれるカラーがラインナップされており、ボディ表面には金色のフレークが散りばめられています。
実はこのボディカラーには、本物の金メッキガラス片を使用しているとのことで、車1台あたりにつき約7.6Lの塗料が必要になることが判明。
インフィニティ公式プレスリリースでも掲載されており、日産の「あの車」のボディカラーがベースになっていることも明らかになっています。
日本導入にも期待がかかる新型QX65

こちらが、インフィニティより世界初公開された新型QX65。
インフィニティのミドルサイズSUVとして新しくラインナップされるわけですが、ボディサイズはトヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)並みにロング&ワイド。
日産でいえば、フルモデルチェンジ版・新型ムラーノ (Nissan New Murano, Z53)に近いサイズ感ですね。
現時点で、日本向けとして販売される予定はないものの、新型ムラーノが日本向けとして導入されることが決定しているため、もしかするとユーザーからのリクエスト次第では、何れ導入される可能性もありそう。
ゴールドフレークが輝くサンファイアレッド

そんな新型QX65に採用されているサンファイアレッドについて見ていきましょう。
上の画像はリアテールゲート周りになりますが、見る角度によってゴールドのフレークが確認でき、高級感が漂う一方で「傷つけてしまったら、板金費用高いんだろうなぁ…」と不安に思ってしまうほど。
実はこのボディカラー、塗料に本物の「金」を使用していることがインフィニティ公式より明らかになっており、厳密には金のコーティングが施されたガラス片(フレーク)が含まれているんですね。
これにより、金は微細なガラス片と結合し、塗装全体に均一に広がりるようになっています。

こちらが、インフィニティ公式より公開された「金」で塗装されたフレーク。
サンファイアレッドの塗装には「3段階」の工程が必要で、まずレッドの下地を塗り、次に金色のフレーク(ラメ)が入った透明な層を塗り、最後にそれらすべてを保護するためのクリアコートを塗ります。
インフィニティによると、QX65の1台あたりに使われる塗料は「2ガロン(約7.6L)」必要とのことで、実際の製造工程では、厳重なセキュリティと在庫管理が求められます。
塗料の供給業者は、塗料に使用される金を輸送するために装甲トラックを使用しているとのことで、実際に塗装するまでの手間も相当にかかっていることがわかりますね。
サンファイアレッドは、日産GT-R R35の一部のモデルに採用された特別カラー

ちなみにこのサンファイアレッドですが、日産ブランドを深く知る方であれば、「何かどこかで見たことあるなぁ」と思われた方も少なくないはず。

そう、実はこのカラー、2014年モデル及び2015年モデルにラインナップされていた日産GT-R R35の「リーガルレッド」と同じで、このカラーにも金が使用されていました。
日本向けで言えば「ゴールドフレークレッドパール」と呼ばれるカラーで、深みのあるレッドパールのクリア層に、微細な金のフレークを混ぜることで、太陽の光の下などでキラキラと輝く高級感のある塗装が特徴です。
つまり、GT-R R35の超希少なカラーがQX65で復活したことを考えると、何だか感慨深いものがあるわけですが、日産/インフィニティがフラッグシップスポーツモデルの伝統を引き継ぎ、現代の車で蘇らせる「粋な演出」が素晴らしいところだと思います。
2ページ目:日産は塗料にゴールドフレークを使用し、一方の大富豪はアストンマーティンに「月の岩」をボディカラーに含ませる計画があった?

