【圧巻!】世界限定30台のみ販売されたブガッティ・シロンSS300+が一気に8台も製造!更に日本では約5億円のシロン・ピュールスポールが納車【動画有】

まさかブガッティがこんなに凄いサプライズを披露してくれるとは…

ブガッティが2019年9月、世界限定30台のみ販売し、更に当時世界最速の称号を手に入れた究極の直線番長シロン・スーパースポーツ300+(Bugatti Chiron Super Sport 300+)を発表しましたが、何とブガッティ公式がいきなり8台もの個体を製造したことを発表しました。

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シロン・スーパースポーツ300+の1台当たりの車両本体価格は、現地価格にして税抜き350万ユーロ、これを日本円に換算すると約4.5億円になるわけですが、これが8台分ともなると日本円にして約36億円、そしてオプションや諸費用、関税なども加算すれば総額40億円超えになることは容易に想像できるかと思われます。

早速8台ものシロン・スーパースポーツ300+が一気に製造され、ブガッティ本社前にて並べられた姿を見ていきましょう。


8台全て同じボディカラーのブガッティは初めて

こちらが1台当たり税抜き350万ユーロもするシロン・スーパースポーツ300+たち。

しかも全て同じカーボンファイバブラックにオレンジのダブルセンターストライプが追加された特別カラーとなるわけですが、スーパースポーツ300+は、基本的にこのカラーの配色に固定されるとのこと。

2019年9月に突如としてデビューしてからちょうど2年が経過しましたが、まさか8台分が一挙に製造され、このような形でブガッティ公式によってプレスリリースされるとは…ブガッティもこの時をねらっていたのかもしれませんね。

正直8台ものシロンを並べるだけでも冷や汗もの

8台(40億円以上)ものシロンが並ぶとこんな感じ。

こうして並べるだけでも相当に緊張したと思いますが、こういったユニークな姿を拝見できるのもブガッティならではですし、これだけのスーパースポーツ300+を拝見できるのも、これが最初で最後かもしれません。

シロン・スーパースポーツ300+は、ダラーラ社との共同開発によって実現した究極の直線番長

シロン・スーパースポーツ300+のパワートレインは、スタンダードなシロンをベースとした排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps→1,600ps/最大トルク1,600Nmへとパワーアップ。

最高時速は420km/h→442km/hへと引き上げられていますが、2019年9月にはカタログスペックを大幅に上回る490,484km/h(304.773マイル)を記録し、当時の世界最高速記録を更新。

こうしたトップスピードと最速時の安定性を向上させるためには、ダウンフォースに最も力を入れているダラーラ社との共同開発があったからこそ実現。

従来モデルに比べて250mm延長されたリヤロングテールにより、空気抵抗やダウンフォースをかなり細かく調整することが可能になっています。

更には気流をスムーズにするために、ウィングやエアブレーキは採用せず、リヤエキゾーストシステムも最適なレイアウトとするために両サイド縦型2本だしとなるクワッドエキゾーストシステムを採用。

サスペンションもオーバーホールされ、乗り心地だけでなく車高も若干調整しているとのことです。

そして以下の動画が、当時最高時速並びに300マイル(482.8km/h)の壁をクリアした瞬間の映像となっています。

【BUGATTI Chiron breaks through magic 300mph barrier】

ちなみに、今回は8台ものシロン・スーパースポーツ300+が一挙に製造されましたが、残りの22台についてはいつ顧客のもとに出荷されるかは明らかになっていません。

遂に日本にも世界限定60台のみ販売されたシロン・ピュールスポールが納車!

そしてこちらも驚きだったのは、世界限定60台のみ販売されたブガッティのハードコアスポーツモデルとなるシロン・ピュールスポール(Chiron Pur Sport)が日本人オーナーに納車され、東京の街中で度々目撃されているということ。

おそらくは運転慣れのためのテスト走行やPRも兼ねてのドライブだと思いますが、日本の公道とはミスマッチでとにかくシュール。

参考までに、今回日本に納車されたシロン・ピュールスポールの総額は約4.9億円と、ほぼ5億円とのことです。

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Reference:CARSCOOPS