その見た目はミニハマーH2!日産ラシーンにハマーのフロントマスクをコンバートした変態カスタムが登場。日本ではスバル・サンバーバンのジムニー顔も
ここまでマニアックな組み合わせのコンバートキットは初めてかもしれない
過去これまで、他車のフロントマスクやエンジンをスワップしたカスタム/コンバートキットモデルを見てきましたが、今回は中々にマニアックな組み合わせのコンバートモデルをご紹介。
ベースとなっているのは、1995年式の日産SUVモデルとなるラシーン(Nissan RASHEEN)で、このモデルのフロントマスクをアメリカの大型オフロードSUVとなるハマーH2に移植するというマニアックで変態的なカスタムが登場。
そしてこのカスタムモデルが、アメリカ・リッチモンドの中古車ショップにて販売されているとのことなので、早速内外装デザインをチェックしていきたいと思います。
確かにハマー顔のラシーンだ
こちらが今回アメリカの中古車ショップ・ジャパニーズクラシックス(Japanese Classics)にて販売されているハマーH2顔の日産ラシーン。
ちなみにラシーンといえば、13系サニー(Sunny)のプラットフォームを共有し、N14型パルサー(Pulsar)から派生した四輪駆動(4WD)タイプのオフロードSUVで、販売はほとんどが日本市場になるため、海外では馴染みの薄いモデルかもしれません。
そんなラシーンですが、パワートレインは排気量1.5L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力105ps/最大トルク135Nmを発揮、トランスミッションは4速ATを設定します。
サイドビューは昔ながらのSUVらしいフォルムで伸びやか
ボディスタイルも現代のような丸みを帯びたスタイリッシュなものではなく、どちらかというと武骨でカクカクしたイメージのSUV。
このモデルに、先ほどのハマーH2に見せるためにフロント・リアバンパーやフロントグリル、丸目のヘッドライト、マーカーライト、ハンビースタイルのインテークを備えたフロントフードなど、結構ダイナミックなカスタマイズが行われています。
元々フロントオーバーハングの長いラシーンですが、今回のコンバートキットで更に長さが際立ち、全体的なバランスの面で疑問に思う所はあるものの、デザインとしては非常にユニーク。
あと足もとには、4穴タイプの14インチ社外製アルミホイールが装着されていますが、どうやらタイヤは新品に交換されているそうです。
リヤビューはこんな感じ。
上から下にかけてワイドに広がる台形タイプではなく、中央が最もワイドに広がるひし形タイプで、現代のSUVとは大きく異なるレトロスタイル(ちょっとアメ車っぽい雰囲気もある)。
2ページ目:気になるハマーH2顔のラシーンの価格帯は?そしてスバル・サンバーバンをベースにしたジムニー顔のカスタムモデルとは?