【価格は1,327万円から】(2022年)一部改良版・レクサス新型LCを発表!何と70台限定AVIATION専用21インチ鍛造ホイールも準備。中国ではレクサスを模倣?した謎モデルも登場

今回の一部改良は、特別仕様車AVIATIONを購入したオーナーもちょっと羨ましく思うかも…?

さてさて、2021年9月30日にレクサスのフラッグシップクーペモデルとなるLCが一部改良版として新しく発表され、同年11月以降に発売を予定しています。
※発売時期を遅らせているのは、昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足が影響しているため。

今回の(2022年モデル)一部改良版・新型LCの主な変更点は、足回りの最適化や運動性能の強化、装備内容の見直し、ボディカラーの新規設定、オープンモデルLC500コンバーチブルに新色のインテリアとルーフカラーを設定、そして特別仕様車に設定された鍛造ホイールが標準ラインナップされたこと。

早速変更内容の詳細をチェックしていきましょう。


更にスポーティでレスポンスを向上させた新型LC

コチラが今回公開された2022年モデルの一部改良版・新型LC500/LC500h。

基本的には内外装デザインに大きな変更も無く、パワートレインのチューニング調整もありませんが、大きく異なっている”目に見えない”走りのパフォーマンス。

レクサスによれば、以下のようなチューニングを施すことにより、よりリニアなレスポンスとドライバビリティの進化を提供しているとのこと。

◇コイルスプリング、スタビライザーの諸元やショックアブソーバーの制御を最適化することで、タイヤの接地感を高め、操舵入力に対する車両応答のリニアリティと高い旋回G領域でのコントロール性を高めました。

◇レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム(LDH)装着車では、VGRS(Variable Gear Ratio Steering)、DRS(Dynamic Rear Steering)制御を最適化することで、レスポンスがよく、軽快感ある走りを実現。低速から高速まで、車両姿勢の適正化とコントロール性を両立する事で、操る楽しさと安定感を向上させました。

実はこれまで設定の無かったオレンジブレーキキャリパーが追加

この他一部改良内容としては以下の通り。

◇ナノイーからナノイーXへと変更(全グレード共通)

◇オレンジブレーキキャリパーのメーカーオプション設定(全グレード共通)

◇クーペモデルのガラスルーフ装着車には、プライバシーガラスへと変更(クーペのみ)

オレンジブレーキキャリパーを設定していなかったのはちょっと意外でしたが、よくよく考えてみるとLCではF SPORTの設定が無く、その代わりとしてスポーツ志向のS Packageが準備されていること、元々ブラックのブレーキキャリパーが装備されていることから、その影響でオレンジブレーキキャリパーの設定が無かったのかもしれません。

なおオレンジブレーキキャリパーは、エントリーグレード以外となるL package/S packageでの設定が可能となっています。

クーペ/コンバーチブル共にソニックイリジウムの新色を追加

続いてボディカラーですが、今回の一部改良により新色のソニックイリジウムとテレーンカーキマイカメタリックを追加。

これによるカラーラインナップとしては、クーペタイプ/コンバーチブルタイプ共に全10色をラインナップします。

新型LCのボディカラーは以下の通り。

◇ホワイトノーヴァガラスフレーク
◇ダークグレーマイカ
◇ソニックチタニウム
◇グラファイトブラックガラスフレーク
◇ラディアントレッドコントラストレイヤリング
◇ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング
◇ネープルスイエローコントラストレイヤリング
◇テレーンカーキマイカメタリック
◇ディープブルーマイカ
[NEW]ソニックイリジウム

コンバーチブルのソフトトップルーフも更に豊富に、内装もエレガントに

そしてこちらは、オープントップのLC500コンバーチブルにて設定されるソフトトップルーフ。

ルーフカラーは全3色がラインナップされ、その内の1色にマリーンブルーが新しく追加されました。

◇ブラック
◇サンドベージュ
[NEW]マリーンブルー

こちらもオープントップのLC500コンバーチブルのみに設定される新カラーのブルー&ホワイト。

上質且つエレガントな色合いが非常に美しく、海岸沿いを走る姿とマッチしたカラーではないかと思います。

特別仕様車AVIATIONにて設定されていた21インチ鍛造ホイールもラインナップ!

そして個人的に最も注目していたのが、こちらの21インチ鍛造アルミホイール(タイプA/754.600円税込)。

実は、レクサスが過去に国内限定70台のみ販売した特別仕様車LC AVIATIONにて標準装備のブラック塗装仕上げとなるデュアル5スポークタイプ。

こちらがその特別仕様車に装着されていた21インチ鍛造アルミホイール。

まさかこの装備が2022年モデルの年次改良でカタログラインナップとして仲間入りを果たすとは…AVIATIONを購入された方はちょっと羨ましいと思うポイントではないかと思います。

そしてこちらが、今回の一部改良版にて装着されている21インチ鍛造アルミホイール。

一気に引き締まりが強化され、更にスポーティさが増したのではないかと思います。

2022年モデル・一部改良版・新型LCのグレード別価格帯は?

最後に一部改良版・新型LCのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。

【(2022年)一部改良版・新型LCのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇LC500:[FRのみ]13,270,000円
◇LC500 S package:[FRのみ]14,500,000円
◇LC500 L package:[FRのみ]13,670,000円
◇LC500コンバーチブル:[FRのみ]14,770,000円

◇LC500h:[FRのみ]13,770,000円
◇LC500h S package:[FRのみ]15,000,000円
◇LC500h L package:[FRのみ]14,170,000円

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