実業家・前澤友作さんも購入のケーニグセグ・レゲーラがサーキットで世界最速記録を更新!更に10億円以上もするギリシャのスタートアップ企業が新型カオスの詳細を世界初公開!

やはりケーニグセグは単なる直線番長ではなかった

ケーニグセグが世界限定80台のみ販売したプラグインハイブリッド(PHV)メガハイパーカー・レゲーラ(Koenigsegg Regera)。

元ZOZOTOWN CEOで、日本初の民間宇宙飛行士となる実業家・前澤友作さんも購入している一台です(ちなみに世界限定125台のジェスコ(Jesko)も購入済み)。

そんな前澤さんも納車待ちとなっているレゲーラですが、実は世界トップクラスの最高速の称号を持つだけでなく、コーナリングや全体のバランス、耐久性、信頼性を必要とするサーキットでのラップタイムでも、世界最速記録を更新していたことが明らかとなりました。

そのサーキットというのが、スウェーデンにあるタイトなコーナリングでも有名なRing Kuntstorpサーキットで、マクラーレン・セナ(McLaren Senna)の記録を上回る1分03.84秒となりました。


まさかレゲーラがマクラーレン・セナよりもサーキットで速かったとは…

こちらがその周回ラップタイムレコードランキング。

1位:ケーニグセグ・レゲーラ・・・1分03.84秒
2位:マクラーレン・セナ[P15]・・・1分04.50秒
3位:ケータハムR500・・・1分04.60秒
4位:BAC Mono・・・1分06.10秒
5位:マクラーレン600LT・・・1分06.20秒

サーキット志向のマクラーレン・セナに約0.7秒の差を付けてフィニッシュしたレゲーラ。

実際にラップタイム動画を見てみると、コーナーからの立ち上がりと後半の加速の伸びは驚異的なのですが、思った以上にコーナリングのツッコミが強烈ですし、大きく外側に膨れないバランス性能の高さを持っていることも意外でした。

ちなみにレゲーラのパワートレインは、ケーニグセグとしては初のプラグインハイブリッドシステムを搭載していて、排気量5.0L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モーター3基を搭載し、システム総出力1,500hp/システムトルク2,000Nmを発揮。

レゲーラはサーキット志向では「快適さ」を求めた高級ハイパーカー

そしてレゲーラの最も特徴的なのは「テーマ」。

実はこのモデル、サーキット志向の車両ではなく、「快適さ」を求めるために作られたグランドツーリング寄りの一台で、そういった快適&ラグジュアリーな車両がラップタイムレコードを更新したことが最も驚きでした。

そうなると、よりハードな走りを提供するジェスコやジェスコ・アブソリュートになると、レゲーラ以上のパフォーマンスを提供することが期待されそう。

Ring Kuntstorpサーキットでのラップタイム更新ともなれば、次はドイツ・ニュルブルクインクサーキット・ノルドシュライフェでのラップタイムにも期待したいところです。

【The Regera reigns at Ring Knutstorp (TRACK RECORD!)】

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