日産の新型ノートオーテック・クロスオーバーの実車インプレッション!内装は質感高めだが、ノートオーラの発売後だとインパクト薄め?【動画有】
新型ノートシリーズはどれも完成度高めだ、車種によっては発表順によって印象も大きく変化する
さてさて、2021年10月7日に発表・発売された日産の新型ノートオーテック・クロスオーバー(Nissan New Note Autech Crossover、以下ノートクロス)ですが、前回のブログでもお伝えの通り、今回のモデルで一旦ノートシリーズの発表ラッシュは落ち着くのではないかと予想されます。
これまでは5ナンバーシリーズの新型ノートe-POWER→ノートオーテックと続き、3ナンバープレミアムコンパクトの新型ノートオーラ(New Note Aura)→ノートオーラ・ニスモ(New Note Aura NISMO)、そして最後に新型ノートクロスとなりました。
前回エクステリア篇でもお伝えしましたが、新型ノートクロスの完成度は中々に高く、質感も高くて食指が動くような一台ではあるものの、やはりプレミアムコンパクトのノートオーラを見た後だと、少し物足りなさを感じるのが正直なところ。
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今回は、ノートクロスの内装(インテリア)篇をメインにインプレッションしていきたいと思います。
新型ノートクロスの内装をチェックしていこう
早速新型ノートクロスのインテリアをチェックしていきましょう。
※画像は、いつも大変お世話になっている車系YouTuberのroom My hobby様より引用させて頂いております。
まずは運転席側の内ドアトリムからですが、ハードプラスチックやファブリックなどの素材を上手く活用し、更にパワースライドドア用のレバースイッチの先端にはメッキ加飾を施すことで高級感をアピール。
コンパクトカークラスでメッキ加飾を使用するモデルは非常に少なく、最近の日産は高級志向のイメージも付いてきたため、こうしたさりげないアクセントはグッドポイントではないかと思います。
続いてはコックピットを見ていきましょう。
ベースは5ナンバーのノートオーテックになるため、運転席のメーター類は7インチの液晶ディスプレイ(左側)+5インチのデジタルメーター(右側)を組み合わせたフル液晶風。
そしてダッシュオード上部には、フローティングタイプのNissan CONNECT9インチナビゲーションディスプレイが搭載され、横長のディスプレイを搭載しているかのような先進的レイアウトに。
改めてこうして見ると、「日産のインテリアも変わったなぁ。一気に先進的になったなぁ」という印象で、競合コンパクトモデルよりも高級感は十分にあると思います。
ノートオーラを見た後だとも足りなさを感じてしまう
ただ、先述にもある通り「ノートシリーズの発表順が影響しているから」なのか、やはりノートオーラの12.3インチフルデジタル液晶メーターや、高級本革シート、ツイード調織物のトリムアクセントなどを見ていたこともあり、どこか新型ノートクロスのインテリアには物足りなさを感じたり。
だからといったノートオーテックと同時に発表するのも違和感がありますし、こうした販売戦略は日産も相当に苦労されたんじゃないかと思います。
ちなみにこちらが新型ノートオーラのインテリア。
基本的なレイアウトは変わりませんが、やはりメーター類やダッシュボード周りのトリムアクセント、オーナメントパネルなどの質感を見てみると、ノートクロスのインパクトがだいぶん弱めな印象を受けてしまいますね。
シートの質感も高そうだ
シートはレザレットタイプで”サラサラ”した手触りとのこと。
ヒップポイントもスタンダードなノートオーテックと同じ印象を受けますし、運転席からの視界もコンパクトカーと同等もしくは少し高めといったところでしょうか?
ヘッドレストの下部には、一目で新型ノートクロスとわかるように”AUTECH CROSSOVER”の刺繍付。
そしてシートカラーはダークブルーではなく、ブラックにブルーのカラードステッチでまとめているところもスポーティでグッド。
新型ノートオーテック・クロスオーバーの車内でちょっと不満に思うことも?気になる続きは以下の次のページにてチェック!