何コレ凄い!ホンダS2000のエンジンを取っ払ってピュアEVスポーツカーに!フェラーリ最新のICONA第2弾が2021年11月15日にデビュー予定
今となっては投機目的の一台となりつつあるS2000を、ピュアEV化する辺りアメリカらしい
2021年11月2日~5日まで開催されたアメリカの過激カスタムカーイベント・SEMAショー2021にて、ホンダのオープン2ドアスポーツモデルとなるS2000をベースにしたぶっ飛んだ改造モデルが特別出展されました。
実はこのイベントでは、BMW・3シリーズ(E30型)にホンダS2000の排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンをぶち込んだユニークなカスタムモデルが出展されたのですが、一方でエンジンルームが空となったS2000に電動モーターやバッテリーをぶち込んだ100%ピュアEVモデルが登場。
S2000は、今後のその価値を高めるであろう国産スポーツカーの一つですが、一体どのような一台に仕上げられたのか?早速チェックしていきましょう。
見た目は確かに純正のS2000とは異なるデザインが
こちらがピュアEVスポーツカーに進化したS2000のカスタムモデル。
確かに見た目もピュアEVっぽく、一部グリルレスなバンパー形状を採用していますが、果たしてエンジンルーム内は?
エンジンやトランスミッションは完全に3シリーズへと移植され、非常にクリーンな状態からピュアEV専用ユニットを丸々ごっそり入れ替え。
あのホンダS2000特有ともいえる高回転型の直列4気筒エンジンは無くなり、それでいて軽量なボディでありながらもハンドリング性能も非常に高かったオープンスポーツモデルでしたが、ピュアEV化したことで性能はどのように変化したのでしょうか。
ちなみにドライブトレインは、TelsaLarge Performance Drive Unitに交換され、バッテリーパックはシボレー・ボルトから供給されていますが、現在ボルトのバッテリーが爆発・炎上するとして大規模リコールを届け出したばかり。
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敢えてS2000に何の躊躇も無くぶち込んでくる辺りはさすがアメリカだと思います。
ピュアEV化でガソリンモデルよりも+90kg重くなった
なおピュアEV仕様にカスタムしたチューナーによれば、ガソリンモデルのS2000に比べて90kg重くはなっているものの、エンジンとトランスミッション、エキゾーストマニホールドなどは全て廃除していて、非常にシンプルな構成になったためにカスタムの自由度も向上しているとか。
そして最も気になる加速性能やハンドリング性能ですが、具体的なシステム出力/システムトルクまでは不明ですが、ガソリンモデルよりも圧倒的に速く、バッテリーを車体下部に設けたことで低重心化を得られ、ハンドリング性能も向上しているとのこと。
とはいえ、直4NA特有のあのサウンドを堪能することはできないとのことから、その点を考慮すると走りの楽しさではガソリンモデルの方が優れているのかもしれません。
億超え必至のフェラーリICONAシリーズ第2弾が、遂に2021年11月15日にデビューへ!気になる詳細は、以下の次のページにてチェック!