これは車じゃない…戦闘機だ!アポロIE(Intensa Emozione)の後継モデル・新型プロジェクトEvoが世界初公開!フェラーリやランボルギーニが普通に見えてしまうほどにエクストリーム

IEでも十分過激なのに、プロジェクトEvoは過激どころかクルマと呼んで良いのだろうか?

さてさて、ドイツのハイパーカーメーカーでお馴染みアポロ・アウトモビリが、以前世界限定10台のみとなる新世代ハイパーカー・インテンサエモジオーネ(Apollo Automobili IE:Intensa Emozione)を発表・発売しましたが、これよりも更に過激な後継モデルとなる新型プロジェクトEvo(New Project Evo)を突如として世界初公開しました。

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このモデルは、中国・上海にて開催された中国国際輸入博覧会にサプライズプレビューされた一台で、完全に未来から来たようなエクストリームなスタイリングを持ち、IEよりもエッジを効かせた複雑なボディパネルを持つハイパーカーに仕上げられています。

一体どれほどに過激なのか?早速チェックしていきましょう。


現時点では、公道モデルなのかサーキット専用モデルなのかは不明な新型プロジェクトEvo

こちらが今回、中国にて世界初公開された新型プロジェクトEvoのエクステリアデザイン。

オレンジ×カーボンブラックのボディカラーが何とも特徴的で、”X”をイメージしたLEDデイライトも何ともユニークですが、いかにも中国の大富豪が好みそうなエッジを効かせたデザインで、全く大量生産に向かないような複雑なボディパネルであることがわかります。

画像を確認する限りだと、たくさんのプレスラインや折り目、シグネチャーを採用しつつ、どことなくブガッティ・ボリード(Bugatti Bolide)を彷彿とさせるようなレーシングスタイルにも見えたり。

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デザイナーの強い想いが詰まったエクストリームな後ろ姿

そしてこのモデルの最も強烈なポイントが、フロントマスクではなくリヤビュー。

一体何がどうなっているのかよくわからないレベルの複雑さがあり、ウィングやディフューザーのディテール部分には、計6本の赤いLEDライトバーが設けられ、一目でプロジェクトEvoであることをイメージづけるエクストリームなデザインに。

ちなみにプロジェクトEvoを作成したデザイナーも、「この後姿を見たらプロジェクトEvoを忘れさせないようにしたい」という想いでデザインしたそうですが、確かに一生忘れることはなさそう。

更にアポロIEでは非常にカッコ良かったデルタ形状のエキゾーストフィニッシャー(オプションで700万円以上)は敢えて採用せず、スタンダードな円形のエキゾーストチップ3本を中央に集約し、更にリヤウィングの外側にそれぞれ上方出しマフラーがインストールされ、計5本出しマフラーを実現。

これは車じゃない…戦闘機だ!

真後ろから見るとこんな感じ。

「いや、これクルマなの?」と疑ってしまうほどの過激フォルムで、戦闘機でもここまでエグいデザインは採用してこないのでは?と思わせる程に唯一無二。

巨大スポイラーやエアロフィン、サイドに目立つデルタ形状のエアインテークなど、アクティブなエアロダイナミクスの完全版といったところでしょうか(確実にコスト度外視)。

後方のタイヤも完全むき出しでタイヤハウスも一切無いため、この車両の後ろを走ろうものなら、確実に飛び石を食らうのでむやみに近づくのは要注意ですね。

新型プロジェクトEvoのパワートレインは?そしてもう一つ発表されたピュアEV仕様のEVision Sコンセプトとは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!