(2022年)一部改良版・マツダ新型NDロードスターが2021年12月16日に世界初公開!この日はスバル新型インプレッサ/新型XVやホンダ新型N-BOXと発表ラッシュだった件

各社年末に向けて魅力的な年次改良モデルを発表してきたな

さてさて、2021年11月~12月にかけて怒涛の年次改良&ビッグマイナーチェンジ版といった新型車が発表・発売されているマツダのラインナップモデルですが、おそらく2021年最後になるであろう最後の一部改良版・新型NDロードスター(Mazda New ND Roadster)が、2021年12月16日に発表されました。

実はこの日は、新型NDロードスター以外にもスバルの一部改良版・新型インプレッサ(Subaru New Impreza)/新型XV、ホンダの一部改良版・新型N-BOXが発表・発売されるなど、とにかく新車ラッシュで大盛り上がり。

▽▼▽関連記事▽▼▽

この勢いに負けられないマツダですが、今回の一部改良はかなり魅力的な商品改良に加え、豪華且つパフォーマンスを向上させた特別仕様車を追加設定してきました。

早速その中身をチェックしていきましょう。


(2022年)新型NDロードスターの改良内容をチェックしていこう

こちらが今回発表された2022年モデルの新型NDロードスターのエクステリア。

トップルーフがネイビーカラーに設定されているため、特別仕様車Navy Topと呼ばれるオシャレな一台ですが、このほかにも徹底した軽量化によって車体重量1,000kg以下を実現した特別仕様車990Sや、テラコッタの内装色を採用したエレガント志向の特別仕様車RF VS Terracotta Selection(RF VS テラコッタ セレクション)を追加設定するなど、とにかく特別仕様車のボリュームが充実。

一部のカーメディアの報道によれば、2022年以降に発表・発売されるであろうフルモデルチェンジ版・新型NEロードスターに向けての最後の特別仕様車では?という情報もあり、ある意味ND型の最も熟成されたモデルを購入することができるかもしれないですね。

内外装のデザイン変更は無く、走りの質向上とボディカラーを追加

っということで、まずはスタンダードモデルとなる新型NDロードスター/NDロードスターRFの年次改良の詳細をチェックしていきましょう。

主には走りの質感と愉しさ、そしてマツダ本来の走りのコンセプトでもある「人馬一体」を訴求するキネマティック・ポスチャー・コントロール(KINEMATIC POSTURE CONTROL/略称:KPC)が採用されます。

このKPCと呼ばれる技術は、マツダによれば日常域においてスムーズに動くロードスターのサスペンション構造を活かしながら、ハイスピードのコーナリングにおいてもより一体感があり、より安定した旋回姿勢を実現する新技術になるとのことで、今まで以上に刺激的でドライバーと一体感を持たせた走りへと進化。

またKPCの具体的な性能については、マツダも以下の通り説明しています。

◇ロードスターのリアサスペンションは、ブレーキをかけることで車体を引き下げる「アンチリフト力」が発生する構造になっています。KPCでは、このサスペンションの特性を最大限に活かし、Gが強めにかかるようなコーナリングの際にリアの内輪側をわずかに制動することで、ロールを軽減しながら車体を引き下げて旋回姿勢をより安定させます。KPCによる重量増加は1グラムもありません。

◇KPCは、後輪の左右の速度差から旋回状態をリアルタイムに検知し、これに応じてリニアに作動を強めて、自然な姿勢安定化の効果を発揮します。つまり、日常域ではこれまでと変わらない、ロードスターらしいリラックスした軽快な挙動を保ちつつ、ハードな走行になればなるほど、KPCによって車体の浮き上がりが軽減され、クルマが地面に吸い付くように安定しやすくなります。これによって接地感が高まり、これまでよりも幅広いドライビングシーンにおいて、ロードスター本来のポテンシャルを最大限に活かした「人馬一体」の走りを体感することができます。

via:Mazda

そして上の画像にもある通り、年次改良版・新型CX-3/CX-30やビッグマイナーチェンジ版・新型CX-5でも採用されたプラチナクォーツメタリックが新色として設定され、より上品且つ高級感を演出し、欧州車のような雰囲気を持たせたオープンスポーツモデルを提供します。

特別仕様車990S/Navy Top/RF VS Terracotta Selectionの詳細内容、そしてグレード別価格帯は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!