日産の新型フェアレディZ開発秘話がかなり凄い!「ルーフラインと19インチホイールは日本刀をイメージ」「レッドゾーンの7,000回転は12時ちょうどに配置」と何もかもがオシャレ

2021-12-27

新型フェアレディZの開発秘話を見れば見る程、日産は歴代Zをリスペクトしていることがわかる

さてさて、2022年4月に発表・発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)。

おそらくは2022年1月14日に開催される東京オートサロン2022にて、日本仕様の新型フェアレディZを世界初公開してくるのではないかと予想していますが、その前に同車に関する具体的な開発秘話【新型「Z」に隠されたデザインの要素を一挙解説】が”日産公式”より公開されています。

これまで公開されてきた情報だけに留まらず、細部に渡って「どうしてこのようなデザインになったのか?」など、更に深く掘り下げた内容に仕上げられています。

早速新型フェアレディZの開発秘話の中身をチェックしていきましょう。


新型フェアレディZのフロントフードの独特な形状の意味とは?

まずは新型フェアレディZのフロントフードを見ていきましょう。

鍬(クワ)のようなプレスラインが印象的なフロントフードですが、これは初代S30型のパワーバルジと呼ばれる膨らみを継承したもので、フロントマスクやヘッドライトデザインをモチーフにするだけでなく、こうしたフェアレディZのロングノーズにおいても初代の要素を引き継いだのは流石の一言。

ボンネットの膨らみは、新型フェアレディZの力強さの演出にもなっている

そして日産曰く、こうした膨らみを持たせることにより「エンジンルームのV型6気筒ツインターボエンジンの力強さを演出」しているとのことで、ただ単純にモチーフにしただけではないところに、日産のフェアレディZに対する愛情の奥深さ・リスペクトが見られます。

ヘッドライトは初代S30をモチーフにしているのだが…?

続いてフロントボンネット形状に合わせて、こちらは以前より明らかになっているフロントヘッドライトデザイン。

ヘッドライト全体のデザインは初代S30のデザインを踏襲しつつ、”こ”の字型LEDデイタイムランニングライトは、240ZG/HS30型のドーム状のライトカバーの映り込みをイメージしてリデザインされたとのことで、この辺りのオシャレな考え、そして初代からのデザインを大事にしているところも日産らしいポイント。

ちなみにこちらが、240ZG/HS30型のドーム状のライトカバーの映り込み。

これをLEDデイライトで表現するという発想も中々にユニークではないかと思います。

ルーフラインやアルミホイールは「日本刀」をイメージ?レッドゾーンが12時部分に設定?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!