フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ハイゼットカーゴが2021年12月20日に発売スタート!フレキシブルな商用車で、背景も国内市場と伝統を強く意識した美しき「和テイスト」【動画有】

新型ハイゼットカーゴは、日本の商用車業界を盛り上げる一台になりそうだ

さてさて、2021年12月20日に発表・発売されたダイハツのフルモデルチェンジ版・新型アトレー(Daihatsu New Atrai)/新型ハイゼットカーゴ(New Hijet Cargo)、ビッグマイナーチェンジ版・新型ハイゼットトラック(New Hijet Truck)ですが、今回は新型ハイゼットカーゴをご紹介。

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新型ハイゼットカーゴは、「効率極めた活力カーゴ」をコンセプトに、Eコマース需要増加と建設業の方々の多能工等を受け、多くの荷物を一度に運ぶことができる積載性や荷物の出し入れのしやすさといった利便性を向上させ、効率性を徹底的に追求した一台となっています。

もちろん、建設業の方々だけに留まらず、農業や日本の伝統を守り続ける製造業、販売業、そして配送業の方々など、幅広いジャンルに適した商用モデルの王道ともいえる一台で、ここに先進性や快適性も向上させています。


見た目は新型アトレーよりもシンプルに、そして背景は日本市場を強く意識した「和の風景」

こちらが今回、発表・発売された新型ハイゼットカーゴのエクステリア。

見た目はシンプルな商用軽キャブオーバーバンタイプで、フロントロアグリルは水平基調を意識しながらも、新型アトレーに比べるとメッキ加飾やブラックのセンターガーニッシュは採用されていませんが、シンプルで”より商用っぽさ”が強調されて上手く差別化されているのではないかと思います。

あと個人的に気になったのが、新型ハイゼットカーゴに採用されているシチュエーション/背景について、新型アトレー/新型ハイゼットトラックに比べると「和のテイスト」に強くこだわっているよにも。

先述にもある通り、建設業だけでなく伝統を大事にする製造業や販売業なども応援し、日本市場を重要視していることをアピールした背景なのかもしれません(確かにこういった風景はよく見る)。

こちらも一目で日本の和が伝わってくる一枚ですが、ここまで和のテイストにマッチした商用モデルも珍しく、しかしダイハツも新型ハイゼットカーゴの特徴と本来の良さをしっかりと表現できているのではないかと思います。

もはや現代の軽ハイト or ミニバンクラス?商用モデルとは思えぬほどの先進装備が充実

なお新型ハイゼットカーゴの進化したポイントとしては、キーを取り出すことなくドアの開閉やエンジン始動が可能なキーフリーシステム&プッシュボタンスタートをクラス初採用し、エンジンの始動/停止頻度が多くなるであろう配送業務時にはかなり重宝されるところだと思います。

この他、操作の負担を軽減するパワースライドドア(両側・ワンタッチオープン機能・ウェルカムオープン機能・タッチ&ゴーロック機能付)やスライドドアイージークローザー(両側)をクラス初採用するなど、もはや現代の軽ハイトワゴンやミニバンレベルの進化に。

新型ハイゼットの大きな特徴ともいえる積載性もチェック!

続いて新型ハイゼットカーゴの大きな特徴ともいえる積載性にも注目していくと、軽クラスではトップクラスの荷室高1,250mm/荷室長1,915mm(2名乗車時)/荷室長1,005mm(4名乗車時)/荷室幅1,270mm(2名乗車時)/荷室幅1,410mm(4名乗車時)/荷室フロア長1,965mm(2名乗車時)/スライドドア開口幅(785mm)など、進化したポイントが多数。

これにより、ミカン箱が68個/ビールケース36ケース分/パンケース71ケース分/畳(中京間)9枚分など、圧倒的な積載性を提供しています。

またシートアレンジも多彩なので、商用としてだけでなくプライベートにてアウトドアに最適ですし、フルフラットで車中泊も可能となっています。

新型ハイゼットカーゴの車内や安全装備、グレード別価格帯は以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!