約30年も納屋に放置&走行距離約150kmのトヨタ・ハイラックスが競売で1,000万円近くに?!更にワンオーナー&低走行距離のランボルギーニ・カウンタックが競売へ

納屋に約30年も放置されていたのに新車同様の美しさを持つトヨタ・ハイラックスに新たな情報が!

さてさて、前回のブログよりアメリカ・ニューハンプシャー州ゴーラムのとある納屋にて、1993年式のトヨタ・ハイラックス(Toyota Hilux、北米名:ピックアップ)が発見され、その放置期間が約30年間(厳密には28年間)と報じられていました。

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しかも走行距離は僅か150km(94マイル)と全く走られていないことから、おそらく納車されてすぐに納屋に放置されていたのではないかと推測されています。

ただ放置といっても保管状態が非常に良かったのか、ほぼ新品に近い状態で、このまま2022年1月6日~16日に開催されるMecumキシミー2022オークションにて出品されることが決定したわけですが、その予想落札額がかなり高額と話題になっています。


改めて納屋に約30年放置されていたハイラックスを見ていこう

こちらが今回、競売に出品される1993年式のトヨタ・ハイラックス。

前回紹介してから特に大きな変化はなく、パワートレインも排気量2.4L 22R-E型直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力106ps/最大トルク184Nmを発揮、トランスミッションは5速MTを搭載、駆動方式は四輪駆動(4WD)となります。

とても約30年間放置されていた個体とは思えぬほどの美しさですが、事前情報としては以下のパーツが既に新品に交換され自走も可能とのこと。

◇バッテリーパック

◇燃料タンク

◇燃料ポンプ

◇オイルフィルター

◇タイヤ一式

こうしてみると、エクステリアパーツは全く交換/レストアされていないとのことですが、一体どのような状態で放置・保管されていたのか非常に気になるところです。

サイドビューはこんな感じ。

2ドアタイプなのでシングルキャブですが、当時はこのスタイルのモデルが非常に人気だったそうで、納期も4か月~半年ほど。

現代の部品供給不足や半導体の供給不足による影響も無かったため、そう考えるとかなり人気だったことが伺えますね。

改めて真正面から見てみると、クロームバンパーやグリルサラウンド、ヘッドライトレンズ、フロントロアバンパーなど、汚れや黄ばみ、錆びなども一切なく新品のまま。

内装もまさに奇跡ともいえるほどの美しさです。

予想落札価格は最大で約911万円…場合によっては1,000万円を超える可能性も?

そしてここからが最も気になる予想落札価格ですが、前回のブログでは約450万円~約500万円と報じましたが、どうやら現地予想価格では83,000オーストラリアドル~110,000オーストラリアドル(日本円に換算して約683万円~約911万円)と大きく跳ね上がっていて、場合によっては(今後の投機目的も含め)優に1,000万円を超える可能性もあるそうです。

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