これまた凄いお宝が!納屋にて約30年間放置されていた1993年式のトヨタ・ハイラックスが発見される→走行距離 約150kmの極上品で競売へ…約2,000万円でレストモッドしたFJ62ランクルも登場

最近は納屋にて発見された車両がそのまま競売に出品されるケースが多くなってきたな…

さてさて、世界のあらゆる納屋や放置されたガレージ、更には屋外の山奥にて定期的に発見される希少車両ですが、今回はアメリカ・ニューハンプシャー州ゴーラムのとある納屋にて、約30年間放置されたトヨタ・ハイラックス(Toyota Hilux、北米名:ピックアップ)が発見され、2022年1月に開催される競売へと出品されることが明らかとなりました。

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厳密には約28年間納屋にて放置されていた、1993年式のトヨタ・ハイラックスですが、何と走行距離は僅か150km(94マイル)と全く走られていないとのこと。

一体なぜこのような極上モデルが納屋にて放置されていたのか、そしてなぜ走行距離が僅か150kmと全く走られていないのか?早速チェックしていきましょう。


本当に約30年も放置?あまりにも程度の良い1993年式ハイラックス

こちらが今回、アメリカの納屋にて約30年間放置されていたところを発見され、走行距離約150kmほどと全く走られていない1993年式トヨタ・ハイラック。

アメリカ・フロリダ州のキシミーにて開催されるMecumオークションにて出品される目玉モデルとのことです、実はこのモデル、2020年9月に海外オークションサイトeBayにも出品され、5,116,279円(45,100ドル)にて落札されたモデルとほぼ同じという情報もあり、eBayにて出品された際は僅か135km(84マイル)ほどでしたが、この1年間で16km(10マイル)ほど増えているのはちょっと謎。

もしかしたら自走可能かどうかのテスト走行が実施された?可能性もありそうですが、何れにしてもコンディションとしては新車同等で、内外装共にとても約30年前の個体とは思えぬほどの美しさを維持しています。

オーナーは、特別な事情でハイラックスを納屋に保管、もしくは隠していた可能性も

納屋にて発見当時、このハイラックスがどのような状態だったかまでは記載されていませんが、バッテリーや燃料タンク、燃料ポンプ、オイルフィルター、グッドイヤーATタイヤは交換され、それ以外のコンポーネントが全て当時のままというのも驚き。

恐らく納屋での保管状態はかなり良かったのだと思われますが(だいたいが土埃に被った状態でコンディションも悪いものばかりだった)、これを購入されたオーナーも特別な事情で納屋に保管していた可能性が高そうですね。

サイドビューはこんな感じ。

北米市場ではピックアップという名称にて販売されていた第五世代のハイラックスですが、2ドア仕様であることからシングルキャブボディを採用し、クローム仕上げのフロントバンパー、フォレストグリーンメタリックと呼ばれるグリーン系のボディカラーにペイントされるなど、現代では中々お目にかかれない希少な組み合わせかもしれません。

リヤエンドには、デカデカと”TOYTOA”のレタリング付き。

リヤテールランプも縦型基調でシンプルですが、新型ハイラックスでも縦型基調を継承。

内装のコンディションも抜群

内装は非常にシンプルなグレー系のファブリックシートや合成皮革トリムを採用。

そしてトランスミッションは5速MTを搭載しています。

パワートレインですが、排気量2.4L 22R-E型直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力114ps/最大トルク192Nmを発揮、駆動方式は四輪駆動(4WD)を搭載します。

予想落札価格については明らかになっていませんが、先ほどのeBayでの落札価格から予想するに、約450万円~500万円ほどではないかと予想されています。

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