これは酷い…三重県の鳥羽展望台にて日産スカイラインGT-R R32がイキりダッシュ→コントロール不能でそのまま縁石に突っ込む事故に【動画有】

2022-06-29

車に罪はなく、無理な加速とシフトアップのタイミングがまずかった?

年末年始になると頻繁的に発生するのがスポーツカー/スーパーカー/クラシックカー系の事故ですが、今回は三重県鳥羽市国崎町にある鳥羽展望台にて開催されたスポーツカーミーティング(MT)にて、日産スカイラインGT-R R32と思われる車両が事故したとのこと。

一瞬の出来事ではありますが、首都高速道路・大黒PAや辰巳PAなどで見られるスポーツカー/スーパーカーの急加速(巷ではイキリダッシュといわれているらしい)と同じで、車体がスライドして縁石に突っ込むという悲し事故が発生しています。

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ここまでギャラリーが多いと、”目立ちたい”というよりも、リスク時のことを考えてしまう

こちらが今回、鳥羽展望台の駐車場付近にて開催されたスポーツカーミーティングでの映像の一部。

奥から少し加速してくるのは、ホワイトカラーの日産スカイラインGT-R R32で、すでにアメリカでは国独自の輸入規制でもある25年ルールが一部解禁され、1,000万円以上の超高額値で取引されるほどのJDMスポーツカー。

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数多くのギャラリーが存在するためにR32のドライバーも気分が良かったのか、勢いづいてアクセルを踏み込み、更に回転数を上げていきます。

もちろん、こういったところで調子づかずに通過する方が理想的で、事故した後にSNSにて晒されるというリスクもあるため、やはり急加速・イキリダッシュは非常に危険。

しかしながら、そういったリスクよりも目立つことが勝ってしまったかもしれず、加速のタイミングと微妙なコーナーへの進入時にシフトアップしてしまったからなのか、フロントがロックしてリヤタイヤが少し浮くような事態に。

動画の画質もあるとは思いますが、ブレーキランプが点灯していない(ように見える)ことを考えると、おそらくドライバーはアクセルを抜いた可能性があり、更にエンジンブレーキとあわせてロックしたのではないかと推測(もしかしたらブレーキランプが切れていて、本当はフットブレーキをかけていた可能性もある)。

成すすべなくR32はそのまま縁石へ突っ込む

いずれにしても時既に遅しで、R32はコントロール不能でそのままスライドしながら縁石へと突っ込んでクラッシュ。

おそらくボディアンダーやアライメントなども大きく損傷しているかもしれませんし、場合によっては廃車となる恐れも。

ドライバーの体も非常に心配ではありますが、2022年始まって早々にこのよな事故が起きるのは非常に残念。

中々取り扱いの難しいネオクラシックカーですし、確かに周りからの視線、煽りなどもあったかもしれませんし、気持ちが高揚してしまうかもしれませんが、まずは自分自身をコントロールできること、そして今回の事故が他人事ではなく、明日は我が身という想いを忘れずにいたいところです。

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