盗難には気を付けろ!2022年に「25年ルール」が解禁されるモデルは日産スカイラインGT-R R33 Nismo 400Rやスバル・インプレッサWRXタイプR等のお宝ばかり

2022年はかなりのお宝たちがターゲットになるかもしれない

アメリカ独自の規制として設けられた25年ルール。

具体的には、アメリカにて新車発売されなかった車を対象に、製造年から25年を経過しないと輸入できない(規制が緩和される)ことを意味しますが、こうした規制により多発しているのが国産スポーツモデル(JDM)の盗難並びに不正輸入と転売。

特に国内市場専売の日産スカイラインGT-R R32/R33/R34は、映画「ワイルド・スピード」の影響もあって価値が高騰し、25年ルールが経過していない車両が日本国内にて盗難→不正にアメリカへと輸入→高額にて転売されるケースが増えています。

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今回は、2022年に25年ルールが解禁される1997年式のモデル達を一挙にご紹介していきたいと思います。

この年式の中にも、もちろん国産スポーツモデルが含まれているため、やはり最も注意すべきは「盗難」ですから、盗難対策には気を付けてほしいところです。


①:アルファロメオ156

まずはアルファロメオが過去に販売した156シリーズ。

1997年~2005年まで製造された一台で、個性的なボディスタイルと高い走行性能が売り。

駆動方式は前輪駆動(FF)で、独立したサスペンション、軽量ボディ、クリックなハンドリング重視のステアリング操作など、まさにスポーティな走りを求めるユーザーにはピッタリの一台。

パワートレインは複数存在しますが、1997年~2002年までラインナップされたのは、排気量2.0L 直列4気筒エンジンと、排気量2.5L V型6気筒エンジンの2種類となります。

②:ホンダ・シビックタイプR(EK9)

続いては、6代目ホンダ・シビックのハイパフォーマンスモデルとなるシビックタイプR(Honda Civic Type R, EK9)。

圧倒的なパフォーマンスと速さを追求するために、遮音性や静粛性、そして快適性を犠牲にして作られたハードな一台です。

パワートレインは排気量1.6L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力185ps/8,200rpmと高回転型。

クロスレシオギアボックスとヘリカルリミテッドスリップディファレンシャルに適合していて、0-96km/hの加速時間は6.7秒と当時ではかなりの加速性能を誇ります。

日本国内に多数存在するであろうEK9ですが、2022年は盗難被害に遭うかもしれない車両の一つになります。

③:フォード・プーマ

続いてはちょっと意外だったのがフォード・プーマ(Ford Puma)。

欧州市場を中心に販売された一台とのことで、フィエスタ(Fiesta)をベースにしたコンパクトモデルでありながら、そのボディスタイルやアストンマーティンのようなフロントマスク、そしてパフォーマンスは評判も高かったそうです。

パワートレインは、ヤマハが開発した排気量1.7L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力125psを発揮し、エキゾーストサウンドは中々に魅力的な一台です。

ポルシェやスバル、そして日産の”あのモデル”も25年ルール解禁の対象に!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!