これは酷い…首都高速道路にて暴走運転(ルーレット族)を繰り返したホンダ・アコードのドライバーが死亡。後続を走るBMW・M3のドライバーが逮捕【動画有】

2023-11-16

事故した2台のドライバーはバイト仲間で「首都高を暴走するルーレット族」の疑い

年末年始になると頻繁的に発生する交通事故や交通死亡事故。

2021年末~2022年初めにかけて、首都高速道路ではフェラーリ/マクラーレン等のスーパーカー事故が相次ぎ、更に2022年1月5日の午前5時頃には、首都高速道路・都心環状線にてホンダ・アコードユーロR(Honda Accord Euro R)とBMW M3(と思われる)車両による死亡事故が発生しました。

ANNnewsChの報道によると、この事故でアコードユーロRを運転していた男性が死亡し、後続からとんでもない速度で突っ込んできた容疑者を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕したとのこと。


両車のドライバーはバイト仲間で、新年を祝う意味で首都高を暴走

こちらが今回、東京都中央区の首都高速都心環状線の銀座料金所付近にて発生した死亡事故。

車両が中央分離帯に衝突してスピンし、反対側の側壁にぶつかる衝撃的な事故ですが、その一方でアコードユーロRやM3は相当なスピードを出していたのだと考えられ、警視庁も暴走行為を繰り返す「ルーレット族」による事故とみて捜査を進めているとのこと。

なお「ルーレット族」とは、C1(首都高速都心環状線)のような環状道路を一周するタイムを競うドライバーのことを指しています。

ANNnewsCHの報道によれば、「亡くなった男性と容疑者はバイト仲間で、2022年1月5日の午前2時ごろから首都高速を法定速度を大幅に超えるスピードで周回し、休憩を挟んで5周目で事故が起きた」とのこと。

先程の事故の経緯に加えて、容疑者は「新年にせっかく会ったので、ドライブに行こうという話になった」と供述していて、「これまでに首都高速を早いスピードで周回したことは20、30回あるはずです」と話していることから、常習的でありながらも、これまでたまたま事故せずに済んだということに。

具体的にどれぐらいの速度で走行していたかは不明

なおルーレット族は、夜間もしくは夜中の車通りが少ない時間帯を狙って走る傾向にあるそうで、今回の午前2時頃というのも、まさに車通りが非常に少ないタイミングで、私たちが想像する以上の速度で走行していた恐れが高そう。

最近では、メディア/マスコミが取材車両で首都高速道路を走らせ、「ルーレット族の速さがどれだけ異常なのか?」を報道するために取材車両を敢えて低速で走らせる映像が公開され、それが批判の対象となったこともありましたね。

2ページ目:アコードユーロRの助手席に乗っていた男性の容体は?アコードユーロRとはどんな車?