納車後100kmも走らなかったフェラーリ新型SF90ストラダーレが早くも競売へ→予想落札価格が約1.3億円と超高額だった件。BBRがマツダNCロードスターを300馬力にチューン!

フェラーリのカタログモデルでも優に1億円を超える時代になったのか…

フェラーリ初のプラグインハイブリッド(PHEV)&カタログモデルとして販売されている新型SF90ストラダーレ(Ferrari New SF90 Stradale)ですが、このモデルが2022年1月6日~16日まで開催されるMecumオークションイベントにて出品されますが、予想落札価格が高額だとして話題に。

今回このモデルを出品する人物は、有名スーパーカーコレクター&マットレス業界の帝王でお馴染みマイケル・フックス(Michael Fux)氏で、過去にマクラーレン・セナ(McLaren Senna)/スピードテール(Speedtail)を世界最速で納車させた人物。

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彼のガレージには160台以上ものスーパーカー/ハイパーカー/スポーツカー/クラシックカーが保管されているとのことですが、そのなかで早くも出品されるのが、全く走られていない新型SF90ストラダーレになります。


世界に1台しか存在しない特殊なホワイトカラーのSF90ストラダーレ

こちらが今回競売に出品される新型SF90ストラダーレ。

ボディカラーはエクストラカンピオナリオ・ホワイトと呼ばれる特別色で、このボディカラーが設定されたSF90ストラダーレはこの一台のみ。

その他の装備内容としては、フェラーリの象徴ともいえるスクーデリアフェラーリシールドや、レッドプランシングホースのセンターキャップ、レッドカラーのブレーキキャリパー、リム周りにレッドのアクセントが追加されたシングル5スポーク鍛造アルミホイールを装着。

ブラックのパーツは全てカーボンファイバ製

この他の装備内容もチェックしていくと、サイドエアインテークやサイドスカート、リヤディフューザー等のブラックアクセントは全てカーボンファイバ製で、おそらく設定できるオプション関連は全て装備したような印象。

リヤエンドもホワイトとブラックのメリハリがしっかりしていて、特別カラーのホワイトがより引き立つものに。

ちなみにこのモデル、納車されてからの走行距離は僅か91.7km(57マイル)とほとんど走られておらず、おそらく納車直後にイベントなどに使用してからそのまま保管していたのではないかと予想されます。

内装はフェラーリらしい刺激的なオールレッド

内装はかなり刺激的で、一目でフェラーリとわかるオールレッド。

デイトナスタイルのスポーツシートや、ホワイトカラードステッチとホワイトのカヴァリーノヘッドレスト刺繍、そしてダッシュボードやヘッドライナー、カーペット関連も全てレッドに仕上げられ、その他のブラック系はもちろんフルカーボン。

エンジンルームはこんな感じ。

これまで登場してきたフェラーリのリヤミドシップとは大きくことなり、重心位置を下げる意味でかなり低いところにエンジンが搭載されています。

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パワートレインは、排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジン+3基の電気モーターを組み合わせたプラグハイブリッド(PHEV)システムを採用し、システム総出力は1,000psを発揮。

予想落札価格は優に1億円越え!

気になる予想落札価格ですが、現地価格にして950,000ドル~1,100,000ドル(日本円に換算して約1.1億円~1.3億円)と超高額。

なお今回開催れるMecumオークションでは、マイケル・フックス氏のSF90ストラダーレに加え、同氏のマクラーレン・スピードテールやフェラーリ812GTS/F8スパイダー、2018年式のメルセデスAMG GT Rも出品されることが明らかになっています。

BBRがマツダNCロードスターをベースにした過激なチューニングキットを発表!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!