これは酷い…首都高速道路にて暴走運転(ルーレット族)を繰り返したホンダ・アコードのドライバーが死亡。後続を走るBMW・M3のドライバーが逮捕【動画有】

2023-11-16

今回の事故が、全くの無関係な車両を巻き込む事故に発展しなかったのは不幸中の幸い

今回ルーレット族の疑いがかけられたドライバーについてですが、新年にせっかく会ったからといって、ガラ空きの首都高速道路を常軌を逸したスピードで走ることは、ドライブではなく危険行為であることは周知の事実(結果として一人の命が失われた)。

新年を迎えてお互い気持ちがハイになったのもあるとは思いますが、車をコントロールする以前に、やはり自身の感情を上手くコントロールすることが重要で、その結果が今回の死亡事故につながってしまったのではないかと推測。

今回の事故により、車体が原型をとどめないほどに大破してしまったアコードユーロRを見ると、とんでもない速度だったということも予想できますし、助手席に乗っていた男性が胸を強くうつケガで済んだのも奇跡に近いところ(助手席の男性も亡くなっていてもおかしくなかった)。


今回事故したアコードユーロRってどんなモデル?

ちなみに今回事故したアコードユーロRは、2000年~2008年に2世代に渡って製造・販売されたスポーツモデルで、シビックタイプR(Civic Type R)やNSXタイプRのように、”タイプR”の名が付けられなかった特殊な一台。

その理由としては、タイプRモデルとの趣が異なっていて、「セダンとしての扱いやすさとスポーツ性の両立」が基本コンセプトになっていました。

従って、ドライブフィールはマイルド仕様に仕上げられ、室内は大人4人乗っても十分な広さが確保されていることがベースとなっていました。

ちょっとイメージは異なると思いますが、レクサスRC F/GS F/IS FがタイプR的な立ち位置であれば、RC F SPORT/GS F SPORT/IS F SPORTがユーロR的な立ち位置なのかもしれません。

アコードユーロRの初代CL1型のパワートレインは、排気量2.2L H22A型直列4気筒VTECエンジンを搭載し、最高出力220ps/最大トルク220Nmを発揮し、トランスミッションも5速MTとまさにスポーツ志向。

後の2代目となるCL7型では、排気量2.0L K20A型直列4気筒i-VTECエンジンを搭載し、最高出力220ps/最大トルク206Nmを発揮、トランスミッションも6速MTのみをラインナップしていました。

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