見た目結構カッコいい!トルコ初の振興メーカーTOGGが新型コンセプトカーを世界初公開!何と設計はピニンファリーナが担当し、ロールスロイス風のコーチドアを採用へ

トルコから新たな刺客が登場?

2022年1月5日~8日までアメリカ・ラスベガスにて開催のConsumer Electronics Show(CES)2022にて、トルコ初の若手振興メーカーとして注目されているTOGGが、全く新しいコンセプトカーを世界初公開しました。

今回TOGGが公開したコンセプトカーは、トランジション・コンセプト・スマート・デバイス(TOGG New Transition Concept Smart Device)と呼ばれる最先端モデルで、4ドアセダンをベースにしたスマート&ラグジュアリーな一台となっています。

早速どのようなデザインなのかチェックしていきましょう。


コンセプトモデルをデザイン・設計担当したのはピニンファリーナ

こちらが今回公開された新型トランジション・コンセプト・スマート・デバイスのエクステリアデザイン。

非常にスタイリッシュなデザインにまとめられ、スポーティでありながらもラグジュアリーさも持ち合わせた4ドアセダンになりますが、デザインの方向性としてはメルセデス寄りのラグジュアリーさが強めな印象。

実はこのモデル、TOGG社によるとピニンファリーナがデザイン並びに設計を担当しているとのことですが、ピュアEVハイパーカーのバッティスタ(Pininfarina Battista)を知っているだけに、「ピニンファリーナらしくない」新たなデザインテイストにも見えたり。

▽▼▽関連記事▽▼▽

ちなみにこのコンセプトモデルは、フラッグシップショーファーという立ち位置になるそうで、それこそメルセデスベンツSクラスやBMW7シリーズ、レクサスLSのようなモデルを目指し、パワートレインも内燃機関を一切使用しないピュアEV仕様に仕上げているそうです。

別の角度から見てみるとこんな感じ。

シームレスで滑らかなプロポーションに仕上げられ、デザイン言語も非常にスッキリ。

ハニカム形状のグリルフレームに対し、そのグリルの内側に沿わせたLEDデイライトが何ともユニーク。

ちなみにこのモデルの量産化については明らかになっていませんが、2023年にCセグメントSUVがデビュー予定とのことで、恐らく2023年~2024年に詳細が明らかになるのではないかと推測。

ロールスロイスと同じコーチドアを採用

サイドビューはこんな感じ。

ドア開閉はロールスロイスと同じコーチドア(別名:観音開き)を採用し、シートレイアウトもショーファーカー向けの2列4人乗り仕様に。

しかもフロントシートだけでなく、後席にも電動パワーシートに対応しています。

リヤビューはこんな感じ。

テールランプは一文字をスタイリッシュですが、どことなくアウディっぽい雰囲気もあったり。

内装はかなり近未来的

そしてこちらが内装。

何と運転席のメーターから助手席のインパネ部分までいっぱいのディスプレイを採用。

ダッシュボードについては、ユースケースモビリティと呼ばれる幅広いモビリティソリューションをサポートするとのことで、モビリティエコシステム全体を実行する巨大シングルディスプレイとしてまとめているそうです(この辺りもメルセデスベンツEQXXコンセプトに近いものがある)。

極力物理スイッチを設けない先進的なデザインですが、あとは量産モデルでどこまでトーンダウンせずに実現できるか?ですが、パフォーマンスや価格帯、ターゲットはどういった層なのかも気になるところです。

☆★☆振興メーカー関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com