レプリカじゃなくて本物!シボレー製LT1エンジンをぶち込んだフェラーリ250GTEが競売へ!ボディカラーも一部塗装された正気の沙汰とは思えぬ魔改造モデル

250GTEは4,000万円以上にて取引される希少モデル

過去これまで、様々なカスタムモデルや魔改造モデル、エンジンスワップモデルなどが登場し、特にエンジンスワップモデルに関しては、スポーツモデルに大排気量(ビッグブロック)エンジン等を搭載したドラッグレース仕様の個体が登場してきました。

今回は何と、フェラーリが1960年代に製造・販売した250シリーズをベースに、大排気量V型8気筒エンジンを搭載した魔改造モデルが競売に出品されているとして話題になっています。

今後更に価格高騰すること間違いなしの250シリーズを、アメリカンに改造したモデルとは一体どういったものなのか?早速チェックしていきましょう。


レプリカモデルではなく、正真正銘フェラーリをベースにした過激モデル

こちらが今回、海外オークションサイトBring A Trailerにて出品されているフェラーリ250GTE 2+2の魔改造モデル。

見た目からして、何やら只ならぬ雰囲気が伝わってきますが、もちろんフェラーリ風のレプリカモデルではなく正真正銘のフェラーリ。

そしてエクステリアでの大きな変化といえばボディカラー。

元々のレッドカラーを更にスポーティにするため、ネイビーブルーとイエローをスプレーペイント。

これにより、488ピスタ・ピロティ・フェラーリ(Ferrari 488 Pista Piloti Ferrari)のようなフロントストライプに仕上げられ、現代的でありながらも底知れぬパワーを持った一台に。

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なおF8トリブート(F8 Tributo)や812スーパーファスト(812 Superfast)をベースに、ピロティ・フェラーリ風のセンターデカールもしくはラッピングにて仕上げたカスタムモデルは何度か見たことがありますが、旧世代フェラーリをベースに「塗装/ペイント」で仕上げたカスタムモデルはかなり珍しいのではないかと思います。

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元々250GTE 2+2に搭載されているエンジンもV型12気筒と過激だが…?

真正面から見てみるとこんな感じ。

フロントマスクは、どことなく250カリフォルニアスパイダーに寄せたようなユニークなデザインに。

今回ベースとなっているモデルは、250シリーズで唯一の4シータータイプとなる250GTE 2+2で、パワートレインは排気量3.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力240ps/最大トルク250Nmと250GTOに比べてデチューンされた「当時世界最速」のGTモデルでした。

純正フルノーマルでも十分過激な250GTE 2+2ですが、ここからどのようなエンジンにスワップされたのか?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!