レプリカじゃなくて本物!シボレー製LT1エンジンをぶち込んだフェラーリ250GTEが競売へ!ボディカラーも一部塗装された正気の沙汰とは思えぬ魔改造モデル

フェラーリ250GTE 2+2にLT1エンジンをぶち込んだ過激モデルに

そして今回の注目処ともいえるフェラーリ250GTE 2+2のエンジンルーム。

フェラーリ製V型12気筒自然吸気エンジンを取っ払い、シボレー製350立方インチのLT1型V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、更にTremec5速マニュアルトランスミッションとカスタムドライブシャフトを搭載。

スロットルボディのオーバーホールに加えて、インジェクターシールやスパークプラグ、ワイヤー、ブロックドレンプラグ、そしてバルブカバーの交換は2014年に完了済み。

この他、ブロックやインテークマニホールド、ウォーターポンプカバー、ドライブプーリーを再仕上げし、オイルパンやインテーク、エキゾーストのガスケットを変更。

まさに大富豪の娯楽ともいえるこのモデルですが、エンジンスワップだけでどれだけの費用が掛かったのか気になるところです。


純正の250GTEよりも安価に購入できるかもしれない一台

足もとを見ていくと、旧世代フェラーリらしいノックオフボラーニ・ワイヤーホイールが装着され、タイヤは215/70のミシュラン製HydroEdgeタイヤを装着。

インテリアは非常にシンプル。

シートやドアパネル、センターコンソールなどはシンプルなブラックレザーを採用し、ヴィンテージスタイルのエアコンやウッド製ナルディステアリングホイールを装備。

そしてトランク部分には、約95Lほどの燃料タンクが搭載されています。

走行距離としては約2,500kmとほとんど走られておらず、どういった用途で利用されていたのか不明ですが、ボディコンディションも抜群ですし、従来の250GTE 2+2に比べて安価に購入できる一台ではないかと考えられます。

最後に最も気になる入札額ですが、2022年1月12日時点で12,500ドル(日本円に換算して約1,440万円)なので、純正に比べて落ち着いた金額になることが予想されます。

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Reference:BringATrailerCARSCOOPS