中国・北京汽車の新型BJ212のプレゼン資料がリーク!レトロなデザインながらも、トヨタFJクルーザーやジープ・ラングラーにそっくりと話題に
最近の中国の新型オフロードクロカン系は、他社の既存車種に似ている気がするが…?
以前、中国の大手自動車メーカーとなる長城汽車のタンクシリーズでエントリーモデルの新型タンク100(Great Wall New Tank 100)と思われる画像が公開され、そのデザインがスズキ・ジムニーシエラ(Suzuki New Jimny)とフォード新型ブロンコ(Ford New Bronco)に酷似していると話題になりました。
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そして今回、新たに中国の自動車メーカー・北京汽車(BAW)が販売予定の新世代オフロードクロカンとなる新型BJ212のプレゼン資料がリークされ、その車体デザインがトヨタFJクルーザー(Toyota FJ Cruiser)とジープ・ラングラー(Jeep Wrangler)にそっくりと話題になっています。
早速新型BJ212のエクステリアをチェックしていきましょう。
リークされた新型BJ212のプレゼン資料をチェックしていこう
コチラが今回リークされた新型BJ212のプレゼン資料。
元々このモデルは、1965年~1987年に製造された軍用車両で、中国人民解放軍が活用していた1/2トンクラスの四輪駆動(4WD)モデルでもありました。
デザインとしても、ジープやランドローバーから着想を得たクロカン系を強く意識するデザインで、設計デザインの大半においては、旧ソ連のUAZ製自動車、特にUAZ-469を基礎としています。
そんなBJ212も、1989年に中国における車両形式基準が変更されたことで、BJ2020に改名され、その後派生車種としてBJ2023/BJ2030/BJ2032が展開されました。
そして今回の新型BJ212は、後継車種でありながらも初期型の名称を復活させる「原点回帰」を意味する一台とのことで、中国市場での注目度もかなり高いそうです。
(グレード限定だとは思うが)フルノーマルの純正でマッドテレーンタイヤは胸アツ
改めて新型J212のエクステリアを見ていきましょう。
確かにデザインベースには、ランドローバーやジープから着想を得たデザインだとは思うものの、丸目のラウンドヘッドライト/LEDデイタイムランニングや武骨なクロカン系のボディスタイルは、思いのほかトヨタFJクルーザーやジープ・ラングラーに寄り過ぎているのも気になるところ。
このほかには、2つのフック付きとなる頑丈なプラスチック製バンパーや、無塗装ブラックのフロント・リヤオーバーフェンダーモール、大きく張り出した独特なフロントフードなども確認できます。
足もとには、大口径タイプのマッドテレーンタイヤが装着され、いかにもオフロード向けの足元といったところでしょうか。
足回りのサスペンションやプラットフォームについては明らかになっていませんが、これだけの武骨な見た目であればラダーフレームもちょっと期待したいところです。
新型BJ212の主要諸元や基本情報は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!