1,000万円以上の価値を持つ日産スカイラインGT-R R34をタンカラーに全塗装→エンジンも魔改造仕上げで1,150馬力まで大幅アップ…どうやらドバイをイメージしているようだ

時々世界にはぶっ飛んだ魔改造モデルのスカイラインGT-Rが存在する

日本を代表するJDMスポーツカー&ネオクラシックカーで、海外では1,000万円以上にて取引されている日産スカイラインGT-R。

特に映画「ワイルド・スピード」にて、故ポール・ウォーカーが演じたブライアン仕様のスカイラインGT-R R34は世界を代表する一台で、北米独自の輸入規制ともいえる25年ルールが解禁されたら、とんでもない金額にて取引されることは確実。

そんなR34をベースに、外観からエンジンまで大幅にカスタム・改造を施したクレイジーモデルが公開されています


魔改造のテーマはドバイ?これでトヨタ・ランクルみたいに砂漠でも走るつもりか?

こちらが今回、オーストラリア・シドニーを拠点とするMaatouks Racingによってカスタム・改造されたスカイラインGT-R R34。

元々のボディカラーは不明ですが、UAE(アラブ首長国連邦)ドバイをイメージしたというタンカラーに全塗装され、専用ボディキットや空力特性を向上させるエアロパーツを装着するなど、かなり手が加えられた一台に。

おそらくMaatouks Racingとしては、ドバイの砂漠を駆け抜けるスカイラインをイメージしたかったのではないかと予想されます。

エンジンも大幅にアップデートされ、ピーク出力は1,000馬力超え!

そしてこのモデルの一番の注目ポイントがエンジン。

スカイラインGT-Rの心臓ともいえる排気量2.6L 直列6気筒ツインターボエンジンをベースに、更に排気量3.2Lへとストロークアウトし、ツインターボのセットアップや大型ターボチャージャー、ハルテックECUセットアップなどを施すことにより、最高出力1,150hpを発揮することが可能に。

もはやスーパーカー/ハイパーカークラスのスペックにまで向上したスカイラインGT-R R34。

ここから更に改良を加えることでストレートのパフォーマンスを大幅に向上するとのことですが、ドラッグレースにでも参戦するのか…目標はどこに進んでいるのかはちょっと不明。

フロントヘッドライトも、左右で形状が異なり、助手席側はヘッドライトレンズを取り外しエアダクト用のフレームを装着。

足もとのアルミホイールもブラック塗装仕上げのシングル6スポークタイプですが、サイズ感としては19インチ~20インチの大口径タイプだと予想。

これだけのパワーを持つ魔改造モデルですから、おそらく足回りのブレーキ特性も向上させる可能性は高そうで、今後のカスタム・改造に注目したいところです。

スカイラインGT-Rをベースに、様々なカスタムモデルやワンオフモデル、更には溶接アートも登場?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!