これ本当?世界限定10台のみ&約10億円のブガッティ新型チェントディエチの「注文枠」を日本・東京のディーラーが競売に出品。何とその金額は約16億円

あの超希少なブガッティ新型チェントディエチが日本に?

ブガッティが世界限定10台のみ販売し、その車両本体価格が現地価格にて800万ユーロ(日本円に換算して約10.3億円)と超高額となるブガッティ新型チェントディエチ(Bugatti Centodieci)。

このモデルは、ブガッティが2019年にペブルビーチのイベントにて特別に公開した超限定モデルで、ベースとなるモデルは世界限定のシロン(Chiron)、そして同社が1990年代に生産したEB110へのオマージュとした開発された一台です。

そのため、チェントディエチはイタリア語で「110」を意味し、更にブガッティ創業110周年を記念するスペシャリティなモデルとして誕生しました。

一部の報道では、プロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏も購入したのでは?と噂されたものの、実際のところ同氏はそういったコメントをしておらず、未だ「誰がチェントディエチを購入したのか?」については謎のままとなっています。


何と日本・東京の”とあるディーラー”が、新型チェントディエチの注文枠を確保し、海外オークションにてビルドスロットして出品

世界のほんの一部のオーナーのみが購入可能なブガッティ新型チェントディエチですが、実はこのモデルの「購入枠(購入権)/ビルドスロット」を、日本のとあるディーラーが海外オークションサイトJames Editionにて出品・販売していることが判明しました。

その販売元というのが、東京語新宿区西新宿を拠点とするTPE Ltd.(ティー・ピー・イー)さんで、同社のSNSでも「ブガッティが2019年に発表したハイパーカー『ブガッティ チェントディエチ』のオーダースロットを入手しました。全世界10台のみの限定生産、2023年1月イタリアへ納車予定です。詳細は弊社までお問い合わせください!」と投稿しています。

新型チェントディエチは、ブガッティが販売したヴェイロン(Veyron)やシロン(Chiron)はもちろんのこと、超限定モデルのディーヴォ(Divo)/シロンピュールスポール(Chiron Pur Sport)などを購入した、更にVIPな顧客のみに販売されるものと予想され、そのVIP顧客にTPE Ltd.さんが含まれていた?ということに。

しかもJames Editionでの出品額は、驚異の1,604,154,831円(約16億円)と超高額で、車両本体価格やオプション、輸送費などを含む税金関連、そしてTPE Ltd.さんが代わりにオーダーするといった手数料が含まれての金額だと予想されます。

そもそもチェントディエチは日本に割り振られていた?

ちなみにこの新型チェントディエチ、日本にどれだけの台数が入ってくるのかも全く不明で、世界限定40台のみ販売されたディーヴォでも日本に2台の振り分けがあったものの(前澤友作 氏にもアプローチはあったがお断りしたことをTwitterでも報告済み)、実際日本人のVIP顧客が購入したのかどうかは不明。

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そう考えると、チェントディエチは日本に1台割り振られるかどうか?というところなので、そのわずかな1台がTPE Ltd.さんに割り振られた?ということになりそう。

なおチェントディエチのパワートレインは、シロンのプラットフォームやエンジンがベースになっているため、排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンは変わらずで、最高出力1,500ps → 1,600psにアップグレード/最大トルク1,600Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は僅か2.4秒、最高時速は380km/hと電子的に制限されています。

TPE Ltd.さんでは、チェントディエチ以外にも超希少なフェラーリ新型デイトナSP3や、ランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4の注文枠を販売中?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!