あの「約20年間も納屋に放置」されていたランボルギーニ・カウンタックが新車並みの美しさに復活!但し塗装品質や細部には細心の注意が必要のようだ【動画有】
約20年ぶりに外に出され、すぐに新車並みの美しさへと復活!
前回のブログにて、ランボルギーニが僅か320台程しか製造しなかった特別モデル・カウンタック5000S/LP500S(Lamborghini Countach 5000S/LP500S)が、アメリカの某納屋にて発見され話題となりました。
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納屋にて放置されていた期間は約20年ほどで、カーカバーなどは全くかけられていなかったため、ボディ表面に土埃などが付着し、エンジンも始動することは不可能。
今回はオーナーからのリクエストにより、約20年間放置したカウンタックを新車のような美しさにディテーリングしていくこととなるわけですが、やはり旧世代のネオクラシックカーともなると、現代のスーパーカー/ハイパーカーのように塗装品質や製造時の品質が安定しているわけではなく、この辺りは細心の注意を払って作業していく必要があるそうです。
まずはリヤウィングとリヤエンジンフードを装着し元の姿に
早速、納屋から引き揚げてきたカウンタックのディテーリング作業に入っていきますが、今回入庫したモデルは特別なカウンタック5000S。
上の画像を見てもお分かりの通り、リヤミドシップのエンジンフードや特別な巨大リヤウィングが装着されていません。
これは現オーナーが意図的に外していたそうで、しかし戻し方を完全に忘れてしまったために放置していたそうです(そのためエンジンルームの土埃も結構悲惨なことに…)。
サイドウィンドウ周りの土埃はもちろんですが、それが固まって付着しているため、入念に高圧洗車機(ケルヒャー)で汚れがを落としていく必要もあれば、しかし過度にやり過ぎると塗装に大きな影響を与える恐れもあるため、この辺りのさじ加減は現代のクルマと大きく異なるそうです(つまり全体的な品質は決して「完璧なもの」ではないということに)。
個体差も目立つカウンタック
ヘッドライト周りはもちろんのこと、ボディパネル表面に汚れが目立ちますが、その一方でボディパネルの段差や隙間といったチリも結構気になるところで、しかしこういったケースは「個体差」として捉えるしかないのかも。
っというのも、特にオリジナルカウンタックLP400のホイールベース長も、個体差によって若干寸法が異なったり、ブレーキングも異なったりと、全ての個体が全く同じというわけではないことも指摘していて、この点は現代になってからは大きく進化したところでもあります。
足もとのタイヤも空気圧が低い状態ですし、ホイールの汚れもかなり目立ちますね。
エンジンルームもゆくゆくは修理される予定ですが、今回は外観から一気に新車並み(もしくはそれ以上?)の美しさに仕上げていきます。
っということで、同じ納屋に長期間放置されていたリヤエンジンフードと巨大リヤウィングも装着完了。
納屋に放置されたカウンタック5000S/LP500Sが新車並みの美しさに復活する瞬間は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!