日産が新型アリアの最新技術e-4ORCEを応用した「e-4ORCE ラーメンカウンター」を開発!スピーディなのにラーメンを一切こぼさない。ポルシェ・カイエンシリーズにタイヤ摩耗に関するリコール

日産の技術を他の業界でもユニークに展開する姿勢が素晴らしい

いよいよ2022年3月頃より納車が始まる日産の新世代ピュアEVクロスオーバー・新型アリア(Nissan New Ariya)ですが、このモデルに採用されている新世代四輪駆動システムe-4ORCE(イー・フォース)が、別の業界に展開されることを見越したユニークな動画が公開されています。

その動画というのが「e-4ORCE ラーメンカウンター」と呼ばれるもので、e-4ORCE独自の前後のモーターを搭載した四輪トレイにラーメンを載せることで、滑らかな加減速で”ラーメンを一切こぼさず”にお客さんのもとへと運ぶユニークな内容となっています。

その動画の作りも中々に凝っていて、「クスッ」とするような場面もいくつかあるため、早速動画の中身をチェックしていきたいと思います。


ラーメン店の暖簾(のれん)からもユニークさが伝わってくる

こちらが日産の新世代四輪駆動システムe-4ORCEを応用したラーメンカウンターの始まり。

日産とコラボしたラーメン屋さんということで、暖簾(のれん)には白い棒で「二・三」を表記。

そしてこちらが、ラーメン屋さんの店内。

店内はまるで回転寿司をイメージしたかのようなカウンター式で、台の上には謎のトレイのようなものがラーメンを運んでいます。

よ~く見てみると「e-4ORCE」と表記された四輪駆動式のトレイで、このトレイこそが新型アリアと同じe-4ORCE技術を搭載することに(ブレーキするときもランプが点灯するのはユニーク!)。

ラーメンカウンターでは、このe-4ORCEトレイ一つでお客さんのもとへと瞬時に運び、且つラーメンとスープを一切こぼすことの無いように滑らかに減速する仕組みになっているようで、ある意味新世代のラーメン屋さんといったところでしょか。

SNS映えも狙った日産らしい技術

お客さんの目の前でピッタリと止まるe-4ORCEトレイ。

スマホで撮影するお客さんもいらっしゃいますが、ある意味SNS映えも狙ったユニークな技術です。

もちろん、これはあくまでもe-4ORCEの応用と可能性を展開するための演出なので、実際にこのラーメンカウンターが実在するわけではありませんが、将来的にはこういったお店もしくはビジネスへと展開されるかもしれませんね。

ちなみにe-4ORCEの開発背景は以下の通り。

「日産アリア」のe-4ORCEモデルは、前後に合計2基の電気モーターを搭載しています。

それぞれのトルクを個別にコントロールすることで、加速時にはトラクション性能を向上させ、減速時においては前後のモーターそれぞれで回生量を調整し、ブレーキ時のクルマの沈み込みを減少させて車体の揺れを抑える制御をおこないます。

またコーナリング時は、前後のモータートルクと4輪のブレーキを協調制御することで、ドライバーのステアリング操作に忠実で、滑らかで心地よいハンドリングを楽しむことができます。

これらの制御によって、ドライバーの技量によらず、雨天時の濡れた路面や雪道など、様々な道路環境下において、ドライバーは安心して運転することが可能となり、同乗者に快適な乗り心地を提供します。

こうした今までにない性能を実現した「e-4ORCE」の特徴を、運転する方だけでなく、普段、助手席や後席に同乗される方々にも広く知っていただくために、今回「e-4ORCE」の揺れを低減する技術から着想した電動のラーメントレイを開発しました。

これらの取り組みを通じ、クルマファン以外の方々にも、日産の技術が提供するワクワクをお伝えしていきます。

 【【Tech for Life】 e-4ORCE RAMEN Counter | Inspired by NISSAN e-4ORCE】

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