日本人実業家にも納車予定の5,000馬力モンスターカー新型デヴェルシックスティーン。遂に記念すべき第一号車のデリバー(納車)準備完了！これはカッコいいぞ

2022-03-07

誰もが「市販化できない」と言い切ったデヴェルシックスティーンが遂に完成！デリバリー準備も完了

中東はアラブ首長国連邦(UAE)ドバイを拠点としているデヴェルモータースといえば、排気量12.3L　V型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、更に最高出力5,000ps以上を発揮するモンスターカーを発表し大きな注目を集めたのが、新型デヴェルシックスティーン(Devel Motors New Devel Sixteen)。

このデヴェルモータースという社名は、単純に「デヴェル＝悪魔」という意味合いではなく、「Defining Extreme Vehicles Car Industry LLC」の略称企業になります。

2008年のドバイモーターショーにて特別出展して以来、14年という長い年月が過ぎ、様々なモータージャーナリストからも「こんな車など作れるはずがない」「ただの絵空事」と言われてきましたが、遂に記念すべき顧客向け量産車第一号の評価が完了し、デリバリー準備が完了したそうです。

イタリアに持ち込んで定期的に評価が進められて来たのには理由がある？

デヴェルモータースの公式インスタグラムより、イタリア・トリノの地に降り立ったデヴェルシックスティーン。

実は2か月以上前から、イタリアのサーキットや公道にてテスト走行を繰り返したデヴェルシックスティーンですが、最も気になるのは「なぜ本拠地ドバイではなくイタリアなのか？」ということ。

一つ考えられる理由としては、イタリアには複数のスーパーカー／ハイパーカーを取扱う企業が存在し、マニファットゥーラ・アウトモビリトリノ(MAT)もその一つで、しかもデヴェルシックスティーンを取扱う企業でもあります。

記念すべき1台目の納車はイタリア在住の富豪？エンジンもV16ではなくV8？

そしてもう一つは、デヴェルモータース公式が「カスタマーカーのデリバリー準備が完了した」としている場所もイタリア・トリノになるため、もしかすると記念すべき1人目の顧客はイタリア在住のオーナー？という可能性も考えられそう。

おそらく今回投稿されているホワイト×ブラックのデュアルトーンカラーに仕上げられたモデルが、顧客のもとに納車されるものと予想しますが、よくよく考えてみるとこのモデルはV型16気筒クワッドターボエンジンを搭載するモデルではなく、全3グレードラインナップされている内のエントリーもしくはレーシングバージョンのV型8気筒ツインターボエンジン搭載モデルであるということ。

参考までに、新型デヴェルシックスティーンのグレードラインナップ＆価格帯は以下の通り。

◇エントリーレベル：V型8気筒ツインターボエンジン(最高出力2,000ps)／約1.9億円～

◇レーシングバージョン：V型8気筒ツインターボエンジン(最高出力3,000ps)／約2.24億円～

◇トラックバージョン：排気量12.3 V型16気筒クワッドターボエンジン(最高出力5,000ps)／約2.64億円～