【世界限定5台のみ!】倒産後に復活した高級メーカー・イスパノスイザ新型カルメンブローニュが大富豪に納車!ボディカラーはオーナーの名前付き、価格は日本円で約2.1億円

色々と紆余曲折のあったイスパノスイザだが、遂に有名コレクター&大富豪に記念すべき限定モデル第一号車を納車!

海外のピュアEV自動車メーカーとして復活した名門イスパノスイザ。

1898年に超高級自動車メーカーとして創業するも、様々な茨の道によって一度倒産、その後復活します。

元々この自動車メーカーは、ラ・クアドラ(創業者の名前がエミリオ・デ・ラ・クアドラだったことが由来)として創立しますが、その後1902年にイスパノ・スイザ(Hispano Suiza)として社名を変更することとなります。

そして今回、遂に現代版ピュアEVハイパーカーとなる新型カルメン(Hispano Suiza Carmen)をベースにした初回限定5台のみの特別仕様車カルメンブローニュ(Carmen Boulogne)が大富豪に納車されました。

一体どのような仕様なのか?早速チェックしていきましょう。


ボディカラーにオーナーの名前が採用された超希少な新型カルメンブローニュとは?

こちらが今回、アメリカ人実業家であるマイケル・フックス氏に納車された新型カルメンブローニュ。

彼は、低反発マットレスの世界で大成功&巨万の富を得て、160台以上ものスーパーカー/ハイパーカー/エキゾチックカーを所有するコレクターとしても有名ですが、今回彼に納車された特別仕様車カルメンブローニュは、イスパノスイザにとって記念すべき第一号車。

ボディカラーは何とも個性的なパープルカラーで、オーシャンソングローズというカラー名になりますが、これはマイケル・フックス氏が独自にオーダーしたワンオフカラーということで、そのカラー名称も自身の名を含めたフックス・フクシア。

▽▼▽関連記事▽▼▽

何とボディカラー代だけでスーパーカー1台分が購入できるほどの超高額カラーとのことですが、その理由はボディパネルがカーボン素材のため、カーボンにワンオフカラーを組み合わせた工程は非常に複雑で工賃もかかることから、数千万円クラスのオプション費用が発生しているそうです。

一目でスーパーカーと分かるエクストリームなエクステリア

改めてこちらが新型カルメンブローニュの実車になるわけですが、パッと見た感じはピュアEVスーパーカーには見えず、リヤミドシップに大排気量もしくはツインターボエンジンを搭載したスーパーカーの様にも見えたり。

ちなみにこのモデルのパワートレインは、内燃機関を一切持たない電動モーターと80kWhのリチウムイオンポリマーバッテリーパックを搭載することで、システム総出力1,114hpを発揮。

加速性能においては、0-100km/hの加速時間が僅か2.6秒、航続可能距離は推定400km以上と言われています。

なおドア開閉は、トップルーフまでオープンするタイプのディヘドラルドアを採用し、マクラーレン・セナ(McLaren Senna)やラ・フェラーリ(LaFerrari)、更に最高出力5,000hpを発揮するモンスターカーのデヴェルシックスティーン(Devel Motors Devel Sixteen)でも設定されています。

▽▼▽関連記事▽▼▽

新型カルメンブローニュの”ブローニュ”の由来やインテリア、価格帯は?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!