遂に1,000万円超え…ほぼ新車レベルの三菱ランサーエボリューションⅩファイナルエディションが中古車サイトにて販売!何と新車価格の2倍以上に

限定1,000台のみ!遂にランエボⅩも1,000万円を超える時代になったか…

三菱が2015年8月に発売した「最後のランエボ」とも言われる特別仕様車ランサーエボリューションⅩ”ファイナルエディション”(Mitsubishi Lancer Evolution X Final Edition、以下ランエボⅩ FE)。

限定僅か1,000台のみ販売された希少モデルで、これをもって生産並びに販売終了するだけでなく、日本国内市場において乗用車・自社生産車種のラインナップからランサーの名前が消滅し、日本国内での自社開発によるセダン市場から完全撤退する事も意味する「三菱最後の作品」ともいえる一台です。

そんなランエボⅩ FEが、イギリスの中古車市場にて販売されているわけですが、その中古車販売価格が驚異的で、発売後7年も経過していないにも関わらず、新車価格の2倍以上にまで高騰しています。

一体どのような仕様で、どれぐらいの価格帯にて販売されているのか?早速チェックしていきましょう。


走行距離 約4,500kmほどの極上のJDMスポーツカー

こちらが今回、イギリスの国産スポーツカーを買取・販売するHJA Groupにて販売の2015年式・三菱ランエボⅩ FE。

HJA Groupといえば、2022年で北米独自の輸入規制となる「25年ルール」の解禁対象にもなっている日産スカイラインGT-R R33 NISMO 400Rを販売し、その価格が驚異の1,600,000ポンド(日本円にして約2.5億円)とのことで大きな注目を浴びたカーショップでもあります。

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改めて2015年式のランエボⅩ FEを見ていくと、どうやらこのモデルは2018年に日本からイギリスへと輸入され、その時の走行距離は2,925kmとほとんど走られていませんでした。

輸入後は、IVAプロセスを経てMPH表記に変換され、約4年に渡って1,000km以上走行され、2022年3月時点での走行距離は4,525kmとのこと。

”MR”バッジが貼付され、過激なカスタム・チューニングが施された本物のハイパフォーマンスモデル

エクステリアのコンディションは抜群ですが、従来のファイナルエディションと異なるポイントとしては、フロントエンドにMR(Mitsubishi Racing)バッジが貼付されていること。

しかもフロントロア部分を見ていくと、フルカーボンファイバ製のラリーアート(Ralliart)スプリッター付とかなり豪華。

間近で見てみるとこんな感じ。

「RALLIART」のロゴバッヂが確認できますが、これだけコンディション抜群でエアロパーツフル装備の個体は珍しいと思われ、新車総額もかなり高額だったのではないかと予想されます。

足回りもセットアップされパフォーマンスを大幅に向上

リヤクォータービューはこんな感じ。

足もとには18インチのBBS製鍛造アルミホイールが標準装備され、レッドカラーのブレーキキャリパーはブレンボ製、そしてビルシュタインとアイバッハのサスペンションキットをインストールするなど、まさに走行パフォーマンスを向上させるために徹底的にアップデートされた一台。

リヤエンドはこんな感じ。

固定式のリヤウィングの存在感はもちろんのこと、マフラーもLamspeed Racing製スクリーマーパイプ、Tomei Expreme Tiキャットバックシングルエキゾースト、セラミックコーティングされたマニホールドブランケットを備えたチューブラーマニホールドをインストール。

この他の新たにカスタムされているのは以下の通り。

◇燃料ポンプDW、コスワース製高流量燃料レール

◇SimonNorton ECUキャリブレーション(最高出力313ps → 400ps)

◇オーリンズ製ロードアンドトラックコイルオーバー

◇フロント・リアストラットバーカービング

◇グッドリッジブレーキホース。

◇APRカーボンスラムパネル

◇パイオニア製フォーカルオーディオ

内装のカスタムもかなり個性的に?そして驚きの中古価格は?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!