遂に出てきた!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300を防弾仕様にカスタム!オフロードだけでなく、銃撃や爆撃にも耐えうる真の「生きて帰って来れる車」【動画有】
中東辺りの大富豪がオーダーしそうなカスタムモデル
2021年8月2日に発表・発売されるも、既に納期4年以上とフェラーリやランボルギーニ以上の長納期状態となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。
既に日本国内や中東のアフターパーツメーカーが、新型ランクル300をベースにしたカスタムモデルを公開済みですが、今回はこのご時世に敢えて作られたと思われる「装甲・防弾仕様」の新型ランドクルーザー300が世界初公開されました。
カナダのアフターパーツ/チューナーでお馴染みInkas Armoredが製作した新型ランクル300の装甲仕様は、新型ランクル300の力強いボディを最大限に活かしつつ、元々のコンセプトである「どこへでも行き、生きて帰る」の本質を更に深く解釈した特別な一台となっています。
早速、装甲仕様の新型ランクル300を見ていきましょう。
見た目はエントリーグレード&シンプルな新型ランドクルーザー300に見えるが?
こちらが今回、Inkas Armored社によって製作された装甲・防弾仕様の新型ランドクルーザー300。
一見してスタンダードな新型ランクル300にも見えますが、実はBR6レベルの保護性能を持ち、最大2つのDM51手榴弾による爆発や、強力なアサルトライフルの銃撃を受けても乗員を守ることができるとのこと。
これだけの信じられないレベルの保護性能を得るために、Inkas社はエンジンベイを装甲仕様に素材変更、バッテリーと電気制御モジュールのプロテクション強化、大幅に強化されたサスペンションシステム、ランフラットタイヤの装着、そしてキャビン全体を装甲でカプセル化しています。
これらの装備により、大統領や大富豪などを送迎するVIP車両にグレードアップするわけですが、このほかにも頑丈なブレーキシステムやブレーキコンポーネント、消火システム、エマージェンシーライト、爆撃に耐えうる専用アルミホイールなど、全てを防弾仕様にすると車体重量も増えてしまうため、本来の新型ランクル300の力強い走りを体感できるかは不明なところ。
パワートレインは、従来通り排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しますが、特にこれといったECUセットアップなどは施されないため、ツインターボエンジン特有のトルクフルな走り出しがどのように変化するのか気になるところです。
なお今回は、エントリーグレードをベースにカスタムされていますが、Inkas社によるとVXR/GXR/GR-Sといった様々なグレードにも対応しているとのこと。
そして気になる価格帯ですが、2022年3月中旬時点で具体的な価格帯は明らかになっていないものの、最低でも20万ドル(日本円に換算して約2,370万円)に到達するものと予想されます。
【INKAS® Armored Toyota Land Cruiser】
この他にも、装甲・防弾仕様のメルセデスAMG G63(リムジン仕様)や、ロールスロイス・カリナンの防弾仕様も登場!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!