これは酷い…米にてシボレー新型コルベットC8やベントレー、アストンマーティン、BMWなど計35台の盗難車が発見される。JDMスポーツカーの盗難被害もまだまだ後を絶たない

世界的に車の盗難被害が後を絶たない

日本だけでなく世界全体で社会問題となっている車の盗難被害。

特に日本国内では、トヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)/ランドクルーザープラド(Land Cruiser Prado)/レクサスLX/日産スカイラインGT-R(Nissan Skyline GT-R)/シルビア(Silvia)といった転売対象となり得る高級車・高額車が盗まれています。

アメリカももちろん例外ではなく、2019年には計721,885台の自動車が盗まれているとのことですが、カリフォルニア・ハイウェイパトロールからの情報によると、今回35台もの盗難車が「盗難グループのアジト」から発見され、更に大量の危険なドラッグなども発見されているそうです。

一体どのような車両が発見されたのか?早速チェックしていきましょう。


アストンマーティンやベントレーなどの高級車・高額車が多数

こちらが今回、アメリカ・カリフォルニア州の某所(盗難グループのアジト)にて確認された盗難車35台。

カリフォルニアハイウェイパトロールによると、「これら盗難車の元は、全て疑いを持たない正規ディーラーから不正に購入されたモデル」とのことで、アストンマーティン・ヴァンテージ(Aston Martin Vantage)やベントレー・コンチネンタルGT(Bentley Continental)、シボレー新型コルベットC8(Chevrolet New Corvette C8)などの新型車がほとんど。

こちらがアストンマーティン・ヴァンテージ。

発見当時は完全に屋外にて放置されていたため、ボディは汚れていたそうですが、ボディケアやメンテナンス次第で問題なく自走は可能とのこと。

しかも走行距離はほとんど走られていないほぼ新車だそうです。

その周りにはメルセデスベンツのSUV系が並べられているのも確認できますね。

こちらは何とも珍しいレッドカラーのベントレー・コンチネンタルGT。

先程のヴァンテージ同様に、走行距離は全く伸びておらず、こちらもメンテナンスケアをすれば特に問題なく自走できるそうです。

こちらは最近盗まれたものと予想されるピカピカのシボレー新型コルベットC8。

北米での新型コルベットC8の納期は、部品の供給不足や半導体の供給不足も考慮して1年以上と言われていて、転売目的にて購入している方も少なくは無いそうです。

なお当局によれば、BMW複数台やジャガー、ランドローバー、レクサス、ポルシェといった高級車・高額車なども放置されていたそうで、その被害額は約230万ドル(日本円に換算して約2.8億円)にも上るそうです。

2022年3月末時点でも引き続き捜査が進められていて、少なからず関係者が1人逮捕され、銃器や大量のドラッグなども発見されています。

不正に入手したモデルたちを高額にて転売する考えがあったものと予想されますが、とりあえずそういった犯行を阻止できたことは良かったものの、今度は盗難被害を受けた方々にどのように返却されるのかは明らかになっていません。

盗難の疑いがもたれているマイバッハや、JDMスポーツカーを盗難→バラバラに分解してパーツとして販売する疑いを持たれているカーショップなども存在?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!