本当に4気筒なんだな…フルモデルチェンジ版・メルセデス新型AMG Cクラスが世界初公開!先代V6ツインターボのC43よりも更に強力4気筒マイルドハイブリッドに

改めて4気筒+マイルドハイブリッドの組合せは、無限の可能性を感じる

以前、メルセデスベンツのハイパフォーマンスブランドAMGより、新型AMG SLクラスのエントリーモデルとなるSL43が発表され、排気量2.0L 直列4気筒+F1電動ターボエンジンを組み合わることで、システム出力381hp/システムトルク480Nmを発揮することが明らかとなりました。

SLクラスの4気筒モデルが登場したのは約60年ぶりで、1950年~1960年代に登場した190SL(W121型)以来となりましたが、直4をベースとしたダウンサイジングターボとマイルドハイブリッドの組み合わせが主流となっているメルセデスより、今回新たなハイパフォーマンスモデルが発表されました。

2022年4月26日に発表されたフルモデルチェンジ版・メルセデス新型AMG C43ですが、このモデルに搭載されるのは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンをベースに、電動モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドモデルで、何と先代AMG C43よりもパワフルだとか…

一体どのようなスペックを持つのか?早速チェックしていきましょう。


まずは新型AMG C43のエクステリアを見ていこう

こちらが今回公開された新型AMG C43のエクステリア。

従来モデルの新型Cクラス(W206型)をベースにしつつ、フロントグリルはAMG特有の縦型基調のパナメリカーナグリルを採用することでアグレッシブ且つワイド感を演出。

少し分かりづらいとは思いますが、フロントロアスポイラーもCクラスではブラックのアクセントで引き締め効果を与えていましたが、新型AMG Cクラスではボディ同色にすることで立体感とローを強調させています。

先述にもある通り、ベースとなるエンジンは直列4気筒ターボエンジンとなるため、フロントフードのプレスラインが変更されることなく、従来Cクラスの流用になると予想されます。

サイドもスタンダードとAMGは上手く差別化できている

サイドビューはこんな感じ。

現行Cクラスのボディスタイルやプラットフォームを継承しながらも、足もとのアルミホイールは極細のシングルマルチスポークやスター形状ではなく、V字のマルチスポークへと変更され、足回りも専用サスペンションをインストールすることによりローダウン。

ちなみに足元のアルミホイールについては18インチが標準設定となりますが、メーカーオプションにて19インチ~20インチの設定が可能になっています。

そしてウィンドウモールはクロームメッキではなく、敢えてスポーティ性を強調するためにグロスブラックに変更。

サイドミラーキャップもカラードタイプからブラックに変更されているため、この点はパナメリカーナグリル含めてAMGとスタンダードモデルとの差別化がはっきりとしていますね。

リヤはアンダー周りをスポーティにすることでAMGらしさを追求

リヤビューもハッキリと差別化してきましたね。

トランクスポイラーやグロスブラック仕上げのリヤディフューザー付きロアバンパー、そしてエキゾーストフィニッシャではなく、両サイド2本出しのクワッドエキゾーストパイプをインストール(エンジン出力向上のため、エキゾーストの抜けを向上させている?)することでスポーティさをプラス。

そしてリヤトランクには、「AMG」「C43」のネームバッジも貼付。

新型AMG C43のパワーは、先代C43を凌駕する?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!