フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルが豪州にて発表!「グレードは4種類」「エンジンは2.5L NAのみ」「ナビゲーションディスプレイは12.3インチを採用」等
北米や中国、欧州市場に続き、今度はオーストラリア市場にて新型エクストレイルの詳細が明らかに
2022年7月下旬に日本市場でも発表・発売予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(Nissan New X-Trail, T33型)ですが、今回オーストラリア市場向けの個体が一足早く2022年5月17日に発表されました。
内外装デザインや、三菱の新型アウトランダー(Mitsubishi New Outlander)と共有するCMF-Cプラットフォームは基本的に同じですが、オーストラリア市場ならではとなる改良型エンジンと、商品力を一気に高めたインパネ周り、そしてドライビングサポート・プロパイロット(ProPilot)も設定されることが明らかになっています。
オーストラリア市場向け新型エクストレイルでは、どのようなグレード構成となっているのか?グレード別主要装備なども含めチェックしていきたいと思います。
オーストラリア市場向けは2.5リッターNAのみのラインナップ
こちらが今回発表された、オーストラリア市場向けとなる新型エクストレイルのエクステリア。
基本的なデザイン言語としては、北米市場向け新型ローグ(New Rogue)や中国&欧州市場向け新型エクストレイルと同じで、後々発表・発売予定となっている日本市場向けとほぼ同じ顔つき。
新世代T33型では、先代よりも全幅・全高ともにアップし、更に改良型の排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載することで、最高出力184ps(+12ps)/最大トルク245Nmを発揮。
日本市場向けのように、排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+電気モーターを組み合わせたe-POWERの設定は無く、基本的にはガソリンモデルのみの設定になります。
そして新型エクストレイルでは、四輪駆動(AWD)をベースとした5種類のトレイルモードを準備していて、「Bitumen/Dirt/Ice/Snow」といった機能をラインナップ。
センターシフトも電制タイプとなり、手前には電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能も標準装備されます。
オーストラリア市場向けは全4グレードをラインナップ
続いてオーストラリア市場向け新型エクストレイルのグレード構成をチェックしていきましょう。
グレードとしては、以下の通り4種類をラインナップします。
◇エントリーグレードST
◇ST-L
◇Ti
◇上位グレードTi-L
なお参考までに、日本市場向け新型エクストレイルe-POWERのグレード構成は以下の通り。
【日本仕様の新型エクストレイルのグレード構成一覧】
◇エントリーグレードS(2列5人乗り):[2WD]/[e-4ORCE]
◇中間グレードX(2列5人乗り):[2WD]/[e-4ORCE]
◇中間グレードX(3列7人乗り):[e-4ORCEのみ]
◇上位グレードG(2列5人乗り):[2WD]/[e-4ORCE]
[カスタムグレードAUTECH(オーテック)]
◇AUTECH(2列5人乗り):[2WD]/[e-4ORCE]
◇AUTECH ADVANCED Package(2列5人乗り):[2WD]/[e-4ORCE]
◇AUTECH(3列7人乗り):[e-4ORCEのみ]
[特別仕様車X エクストリーマーX]
◇X エクストリーマーX(2列5人乗り):[e-4ORCEのみ]
◇X エクストリーマーX(3列7人乗り):[e-4ORCEのみ]