マイナーチェンジ版・スズキ新型ラパンが完全リーク!レトロな顔つきのコンセプトカーLCをモチーフしたようなグリルが印象的…2022年6月17日に発表予定
発表目前に遂に新型ラパンのエクステリアが完全リーク!
2022年6月17日に発表予定となっているスズキのマイナーチェンジ版・新型ラパン(Suzuki New Lapin)ですが、公式発表前にエクステリアがImgurにて完全リークされています。
おそらく公式カタログもしくはパンフレットの中身と予想されますが、現行ラパンから大きく変化したフロントグリルが採用され、その見た目は2005年に東京モーターショーにてデビューしたLC(エルシー)コンセプトにそっくり。
もしかするとスズキは、LCコンセプトのデザインをモチーフもしくはLCのデザインありきで3代目として導入した可能性もありますが、ちょっとクセはあるかもしれないものの、見慣れてくるとレトロチックで中々ユニークなデザインではないかと思います。
早速リークされたカタログの中身をチェックしていきましょう。
これが(2023年)新型ラパンのエクステリアだ!
こちらが今回リークされた新型ラパンのエクステリア。
現行ラパンの”コロン”としたボディスタイルはそのままに、しかしフロントバンパー形状はレトロチックで、楕円形を用いたシャープなフロントグリルが何とも印象的。
そしてフロントグリルデザインを見ていくと、水平基調バーとリングが組み合わさった独特のデザイン言語が採用されていますが、このグリルデザインと丸形ヘッドライトの組み合わせ、そしてコロンとしたボディスタイルが2005年にデビューしたLCコンセプトにそっくり。
LCコンセプトとはどんなモデル?
こちらが2005年にデビューしたスズキLCコンセプト。
このモデルは「自分にぴったり、うれしいサイズの小さなクルマ」をコンセプトに仕上げられた一台で、2シーターでありながら全長3,200mm×全幅1,475mm×全高1,390mm、ホイールベース2,135mmととにかくコンパクト。
元々LCコンセプトのフロントマスクは、更に前モデルとなるフロンテ360を彷彿とさせるデザインであり、当時のスズキ・デザイン部カラーグループデザイナーである鈴木正哉 氏も、「ただレトロにするだけでなく、小さなクルマがもたらす親しみや自分との一体感などを目指しデザインにしていく過程において、スズキオリジナルのヘリテージを見直すことでLCの姿へと変化した」とコメント。
こうした特別な想いと親しみやすさが込められたLCですが、もしかすると新型ラパンにもそのような想いが込められているのかもしれませんし、既存のラパンオーナーだけでなく、これから新しく車を購入する女性ユーザー、反対に過去のスズキを愛したユーザーを対象としているのかもしれませんね。
現行アルトラパンも丸くてキュートだが、また方向性が異なるデザイン
ちなみにこちらが、現行ラパンのフロントマスク。
レトロチックでコロンとした丸みを帯びたボディスタイルも十分キュートなのですが、ある意味スズキはこういった”レトロ”に対するこだわりが強いのかもしれず、しかし古臭く見せないところのデザイン性の高さもスズキの魅力的なポイントだと思います(現行ジムニー/ジムニーシエラも先代のイメージを残しつつ、古臭さが感じられず、変わらずの大人気モデル)。