フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンで片道300kmの高速道路走行インプレッション①！「子供の後席乗り心地評価は？」「子供なりにちょっと不満に思う所も？」
新型ステップワゴンの高速道路インプレは想像以上に得られるものが大きかった
さてさて、2022年6月に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe：HEVスパーダプレミアムライン(Honda New STEPWGN SPADA PREMIUM LINE)ですが、早速片道300kmほどの高速道路移動インプレッションPart①へ。
今回はちょっとした旅行も兼ねての長距離移動となりますが、未だ新型ステップワゴンにて高速道路を走行していなかったため、既に私が所有しているトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Zとどのように異なるのかを簡易的にチェックしていきたいと思います。
この他にも、新型ステップワゴンにてチェックしていきたいポイントは以下の通り(この他のナビゲーションの使い勝手や実燃費は、別のブログにてご紹介)。
◇高速道路走行での加速感は？
◇アクセルを高速域まで踏み込んだ時にエンジンはうるさい？(新型ヴォクシーと比べてどう？)
◇乗り心地は？(子供の評価による後席の乗り心地)
新型ステップワゴンによる高速道路での加速感はどうだ？
それでは早速、新型ステップワゴンe：HEV SPADA PREMIUM LINEにて高速道路を走らせた際のインプレッション内容をご紹介。
まず高速道路にて走らせての印象としては、どっしりとした車体に加えて重厚感がありながらも、アクセルを踏み始めたときの加速感はなかなかにリニア。
高速道路インプレッションがあるまでは、敢えてアクセルを踏み込まずに我慢していましたが、今回の高速道路走行で一気に高速域まで踏み込んでいくことに。
アクセルを踏み込んだ時のワープするような加速感はハイブリッド独特
最初の加速の立ち上がりは、ハイブリッド特有のモーターによるアシスト力で速度を上げていき、ある一定の領域になるとエンジンのみへと切り替えられるのですが、ミドルサイズミニバンという立ち位置での加速感としては十分なほど(合流地点や追い越しにてパワー不足に感じることはほとんど無かった)。
排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載していることも影響してなのか、アクセルを踏んでからのハイブリッドインジケーターが上がるスピードが非常に早く(すぐにPOWERモードへと引き上げられていく)、気が付けば速度制限ギリギリのところまで加速するほど。
そのため、平坦な高速道はもちろんのこと、アップダウンが連続してアクセルオン／アクセルオフするような場面であっても、特にパワーに対する不満を感じることなく走らせることができたのはグッドポイント。
新型ステップワゴンのエンジンはうるさい？静か？(新型ヴォクシーと比べてどう？)
今回の高速道路走行インプレッションにて、個人的に気になっていたポイントの一つでもあるアクセルを踏み込んだときのエンジン音の唸りですが、下道走行だと、エンジンがかかっているかどうかわからないぐらいに静かで、特にハイブリッドからエンジンに切り替わった瞬間がわからないほどに静かだったため、こういった静粛性の高さはホンダの強いところ。
そして実際に高速道路にて走らせての印象としては、やはり高速域まで加速していくと、ある程度エンジン音は聞こえてくるものの、決して「うぉおおおん」と唸るようなエンジン音ではなく、ある一定のところでエンジンを抑えているようにも。
トヨタ新型ヴォクシーのように、ハイブリッドモデルとは思えないほどの「ヴォオオオオン！」とエンジンが唸るようなサウンドに比べると圧倒的に静か。
ホンダは新型ステップワゴンをフラッグシップミニバンと謳ってもおかしくないレベルにまで仕上げている
これはあくまでも私の勝手な予想ではありますが、2021年にフラッグシップミニバンのオデッセイ(Odyssey)が生産・販売終了したことにより、新型ステップワゴンがフラッグシップミニバンという立ち位置に格上げしたため、ホンダとしても「ラグジュアリー感と静粛性に優れたミニバン」を目標に作り上げてきたのではないかと予想。
正直、ここまで加速や静けさにおいて先代ステップワゴンの違いが明確で、競合モデルの新型ノア／ヴォクシーにここまで静かさで圧倒するのは珍しいとも考えているため、改めて「ホンダは凄い車を作ったな…」と思わせるほど。