ランボルギーニ・アヴェンタドールの後継モデルらしきテストカーが間近でスパイショット!ハイボテ感はあるものの、新型シアンFKP37風の顔つきになりそう?

2022-07-06

ランボルギーニは電動化に向けて粛々と設備投資を進めている模様

過去これまで、公道やサーキットでも度々スパイショットされてきたランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)の後継&次期V12モデルですが、いよいよこのモデルが間近にてスパイショットされています。

ランボルギーニといえば、フラッグシップモデルのアヴェンタドールだけでなく、売れ線モデルであるウルス(Urus)も受注停止となり、2024年にはカタログモデル含めて全ラインナップモデルを電動化(EV化)、更に2025年以降にはピュアEVスーパーカー/ピュアEVハイパーカーをラインナップする考えを示しています。

今回スパイショットされているアヴェンタドールの後継モデルは、電動化といえども独自のハイブリッド技術を持った次世代フラッグシップスーパーカーになると予想されますが、ランボルギーニは既に、ハイブリッド化に向けて18億ユーロ(日本円に換算して約2500億円)の設備投資を行うとも語っています。


ランボルギーニの次期V12モデルは、アヴェンタドールとシアンFKP37の血統が受け継がれている?

コチラが今回、世界で最も間近にてスパイショットされたという次期V12モデルと思わしき開発車両。

ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングにて偽装されていますが、フロントヘッドライトの一部やLEDデイライトの一部、そしてフロントバンパーの造形が一部確認することができます。

まずボディスタイルとしては、アヴェンタドールをモチーフにしたかのようなキープコンセプトで、両サイドに設けられた大口のエアインテークは、初代アヴェンタドールLP700-4を彷彿とさせるような前衛的で角ばったデザインに。

ヘッドライトに関しては、まだ詳しい意匠までは確認できないものの、アヴェンタドールよりもエッジを効かせつつ、且つコンパクトなヘッドライトレンズに抑えられる可能性が高いこと、そしてフロントバンパー形状が”X”をイメージさせるようなデザイン言語であることから、世界限定63台のみ販売された新型シアンFKP37(New Sian)に寄せた顔つきになるのかもしれません。

グリルレスバンパーでEVっぽさを演出?

もう少し間近で見てみると、フロントエンドはかなり大きく突き出していることが確認できますが、こちらもシアンのようにワイドな大口グリルを設けるわけではなく、どちらかというとピュアEVモデルのようなグリルレスバンパーを設けることになりそう。

そして、LEDデイライトは水平基調と思わしき部分のみ点灯していることが確認できますが、これもシアン同様にY字型を採用するのか、それとも全く別のデザイン言語を取り込むことになるのか非常に興味深いところです。

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