いよいよか…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンのグレード別価格帯が2022年7月上旬に判明予定!注意すべきポイントもおさらいしておこう
これまで謎に包まれていた新型クラウンの情報が、少しずつ明らかになっていきそうだ
いよいよ2022年7月15日に発表予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)ですが、このモデルのグレード別価格帯が同月上旬よりトヨタディーラーに配信予定となっています。
既に一部のトヨタディーラーでは、2022年7月5日より配信されているとの情報もありますが、先代220系クラウンから極端に価格帯がアップするわけでは無さそうです。
ただグレード別価格帯が判明しても、メーカーオプション内容と価格帯の配信、見積もり作成が併せて可能になるというわけでは無さそうなので、この辺りは新たに情報が明らかになり次第、当ブログにて展開できればと思います。
新型クラウンのグレードやパワートレイン、注意すべきポイントをチェックしておこう
ここからは、おさらいも兼ねて新型クラウンの特徴と注意すべきポイントを見ていきたいと思いますが、まずはグレード構成を把握しておきましょう。
新型クラウンでは、全グレードハイブリッドモデル×電子式四輪駆動(E-Four)のみの設定となり、駆動方式もTNGA-Kプラットフォームベースになることから、後輪駆動(FR)ベース…ではなくて、前輪駆動(FF)ベースの電子式四輪駆動(E-Four)となります。
そしてパワートレインについては、最上位グレードRS以外が排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム、RSグレードのみ排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用されます。
以上のことから、新型クラウンのグレード構成は以下の通りとなります。
【(2023年)新型230系クラウン・4ドアクーペのグレード構成一覧】
◇BASE[E-Fourのみ]
◇HI[E-Fourのみ]
◇HI Leather Package[E-Fourのみ]
◇RS[E-Four Advancedのみ]
注意すべきポイント①:パドルシフトはRSグレード以外設定されない
そしてここからが、主要装備に関する注意すべきポイントをおさらいしていきたいと思います。
まずはパドルシフトについてですが、実はこれが標準装備されるのは最上位スポーツグレードのRSのみなんですね。
それ以外のBASE/HI/HI Leather Packageでは、パドルシフトの設定はありません。
ちなみにRSグレードにて搭載されるパワートレインは、レクサス新型RX500h F SPORT Performanceと同じ排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムとなりますが、トランスミッションはダイレクトシフト6速ATを搭載します。
多段ATではないことを考えると、パドルシフトで1速ずつシフトダウンする際のエンブレは相当に強いのではないか?とも考えたりもしますが、一方でトヨタとしては初となる2.4リッターターボハイブリッドがどのような走りを提供してくれるのか気になるところです。
新型クラウンRSと先代クラウンV6はどちらが速いの?
あとこれは余談ですが、トヨタディーラーにて配信されている研修動画では、新型クラウンRSと先代クラウンV6モデルの加速動画が確認できますが、最初のトルクフルな立ち上がりは新型クラウンRSが有利だったものの、後半の加速の伸びは先代クラウンV6が上で、結果的にほぼ同着というユニークなオチになっています。