(2023年)マイナーチェンジ版・ホンダ新型フィット4の改良・変更点をまとめておさらい!「RSグレードは2WD&CVTのみで6速MTの設定無し」「ガソリンモデルは排気量1.3L→1.5Lにアップ」他
価格配信は2022年8月頃、まずはMC版・新型フィット4の注目ポイントをおさらい
さてさて、2022年10月上旬に発表・発売予定となっているホンダのマイナーチェンジ版・新型フィット4(Honda New FIT4)ですが、当ブログではこれまで、同モデルに関する具体的なグレード構成や装備内容、変更・改良内容をお伝えしてきました。
今回は、新型フィット4に関する改良・変更内容のおさらいに加えて、注目したいポイントも見ていきたいと思います。
4代目として初のマイナーチェンジを迎える新型フィット4ですが、今回の大幅改良で待望のスポーツグレードRSが設定され、その代わりとしてスポーティタイプのNESSが廃止、そしてガソリンモデル全グレードを対象に、排気量1.3L → 1.5Lの直列4気筒自然吸気エンジンへとアップデートされます(ビッグマイナーチェンジレベル?)。
早速、(2023年)新型フィット4についておさらいしていきましょう。
新型フィット4 RSは前輪駆動(FF)&e-CVTのみで、6速MTの設定無し
まずはマイナーチェンジ版・新型フィット4のグレードをおさらいしていきますが、上述にもある通り、スポーティタイプのNESS(ネス)が廃止となり、代わりとしてRSが新規設定されます。
これにより、ガソリン/ハイブリッドe:HEV含めて全5グレードが展開されるわけですが、なぜかRSグレードのみ前輪駆動(FF)のみのラインナップとなるのでご注意ください。
そしてRSにて期待された6速MTモデルですが、こちらは残念ながらラインナップされず、CVT/e-CVTのみのラインナップとなるようです。
【(2023年)新型フィット4のグレード構成一覧】
[ガソリンモデル(CVTのみ)]
◇BASIC[2WD/4WD]
◇HOME[2WD/4WD]
◇CROSSTAR[2WD/4WD]
◇LUXE[2WD/4WD]
[ハイブリッドe:HEVモデル(e-CVTのみ)]
◇e:HEV BASIC[2WD/4WD]
◇e:HEV HOME[2WD/4WD]
◇e:HEV CROSSTAR[2WD/4WD]
◇e:HEV LUXE[2WD/4WD]
◇e:HEV RS[2WDのみ]
上述にもある通り、今回のマイナーチェンジでガソリンモデルは排気量1.3L → 1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンにアップデートされ、最高出力が向上する一方で、燃費性能は若干悪くなるものの、おそらく新型ヴェゼル(New Vezel)と同等のパワーを得られるのではないかと思われます。
参考までに、現行フィット4の1.3LガソリンモデルLUXEと、新型ヴェゼル・ガソリンGの1.5Lガソリンモデルのスペックは以下の通り。
[現行フィット4・ガソリンLUXE]
◇最高出力98ps/最大トルク118Nm
◇WLTCモード平均燃費
・平均燃費:[2WD]19.6km/L、[4WD]17.0km/L
・市街地モード:[2WD]15.1km/L、[4WD]14.3km/L
・郊外モード:[2WD]20.4km/L、[4WD]17.9km/L
・高速道路モード:[2WD]21.9km/L、[4WD]17.8km/L
[新型ヴェゼル・ガソリンG]
◇最高出力118ps/最大トルク142Nm
◇WLTCモード平均燃費
・平均燃費:[2WD]17.0km/L、[4WD]15.6km/L
・市街地モード:[2WD]12.8km/L、[4WD]12.1km/L
・郊外モード:[2WD]17.7km/L、[4WD]16.2km/L
・高速道路モード:[2WD]19.2km/L、[4WD]17.3km/L
そしてe:HEVモデルに関しては、モーター出力を向上させ、更に燃費性能も向上しているとのことで、これまで以上に実用性を高めたモデルとなることは間違いなさそうですが、その一方で車両本体価格も大幅にアップすることが予想されます。